ダイフェスへ
なぜか、『ダイバー』の表紙。
さて、昨日はダイビングフェスティバルへ。
最終日の午後ということもあり盛況。
写真展があったり。
ステージイベントがあったり。
いろいろな催しがある中、
「SEA&SEA」のブースでカメラマン・鍵井さんのセミナーを聞く。
「スローシャッターを使うことにより水中での表現がより自由になった」
の言葉が印象的。
もうひとつ、おもしろかったのが、
水槽を積んだトラックで(というよりトラックがそのまま水槽になっている)、
はるばる福島からやってきた「アクアマリン福島」。
生き物に“触る”コーナーがあり、
そこでナマコをフニフニ触る子供をしばらく眺める。
触ることはダイビングではタブーになってきたが、
触ることから得られることは実は大きい。
まだ触ることに対してゆるやかだった時代を思い出す。
ソフトコーラルをフニフニして「思ったより粘り気があるな〜」なんて感心したり、
ウミウシをムニムニして「おぉ! 急に硬直した!!」と驚いたり、
あ〜いうのは大事なんだけどなぁ。
まあ、今やルールだから触らないけれど。
で、最後は月刊『ダイバー』のブースへ。
『ダイビングワールド』との交流は今やまったくないのだが、
『ダイバー』は編集部の方やカメラマン、
ライターさんなど知り合いもいて、
何だか居心地いい(あっちはいい迷惑かもしれないけれど……)。
「和尚さん、表紙、表紙」と素敵なお姉さま、
編集長の坂部さんが指差す方向を見ると、
『ダイバー』の表紙になれる合成写真コーナーが。
そりゃもう、速攻でパチリ(冒頭写真)。
一枚でよせばいいのに、我が師匠ドューク山中氏のスキル連載で
活躍していたモデルの野口綾子さんともパチリ。
ええ、目尻が激しく下がっておりますとも
『マリンダイビング』にはよく登場しているくせに、
『ダイバー』は愛読誌なので、ついついミーハー心爆発。
皆さん、どちらも買ってくださいまし。
会場ではマイミクさんや読者の皆様に声をかけていただき、
「ヒゲ隊長さん、ホントにヒゲ隊長だー(意味不明)」とか
「あのメッセージくれた人か〜」などと嬉しくなったり、
「和尚さん、所沢肛門病院に行ったことありますか?」などと
意味不明のことを言われたりと楽しい交流のひと時。
中でも印象的だったのが「カズさん、雑誌見ています!」という言葉。
初めてではないのですぐに合点がいったのだが、
“和尚”を“かずなお”とか“かずや”とか“かず〜”と思っている方が
実は結構いるようなのだ。ま、いっか。
会場を出て帰ろうとするとマイミクの方から電話をいただき、
お茶をする。ってか、僕はビールだったけど。
マシンガンなガールズトークに圧倒され、僕は基本ただニコニコ。
たまたま隣にカメラマンの鍵井さんと古見きゅう君という、
イケメンカメラマンがいらっしゃったのでマイミク女子さんのテンションがアゲアゲ。
ということで、快く記念写真を撮っていただいたのでした。
年々、見どころが減っているダイフェスだが、
こういうイベントは“ダイバーの交流”の場として意味があるのだと
実感した1日でした。