150m防水&ソナー水中通信搭載 スマートウォッチ「 HUAWEI WATCH Ultimate 2」登場!
水深150mまでのダイビングに対応し、ウォッチ単体でソナー水中通信ができる「HUAWEI WATCH Ultimate 2」が11月18日に発売された。テキストや絵文字メッセージを送り合える水中コミュニケーション機能に加え、今年9月に開催されたフリーダイビングの国際大会「ボルケーノカップ2025」で公式ウォッチとして採用された実績もある。100m以上潜るトップフリーダイバーも実際に使い、そのダイビング機能とログ活用、健康管理機能を高く評価するハイエンドモデルだ。
水深150mとソナー通信でバディにメッセージ
HUAWEI WATCH Ultimate 2は、3層の防水フィルム構造と海水に対応した耐腐食コーティング、水圧感知式自動防水構造を組み合わせ、水深約150mまでのダイビングに対応するスマートウォッチだ。ケースはジルコニウムをベースにしたリキッドメタル、ディスプレイはサファイアガラスを用いた約1.5インチLTPO AMOLEDで、最大輝度は約3500nits。明るい屋外や水中でも視認性を確保するつくりになっている。
特徴的なのが、ウォッチ単体で行える水中ソナー通信機能。あらかじめパートナー設定しておけば、水中で30m以内にいる仲間にテキストや絵文字メッセージを簡単に送信可能。緊急時にはSOSメッセージも送り出せて、近くにいる別のUltimate 2がその信号を30m以内で一度だけ転送できるため、最大60m離れた仲間にSOSを届けられる。
トップフリーダイバーが語る深度アラームとログ活用
製品発表会には、フリーダイビング現役日本男子最深記録保持者であり、最高齢で100m超えを達成した原哲雄選手が登場した。原選手は大会前の練習でUltimate 2を使用し、深度や潜る速度を客観的なデータとして確認しているという。ウォッチで得られた数値を分析することで、最大パフォーマンスにつながると評価。
また、原選手は、水深150mまで設定できるアラーム機能にも注目。世界トップレベルのダイバーが挑戦するレンジまでカバーすることで、深度コントロールの目安として使えるとしている。実際、ファーウェイ・ジャパンは今年9月に鹿児島県東桜島沖で開催されたフリーダイビング国際大会「ボルケーノカップ2025」に協賛し、同大会では全選手が公式ウォッチとしてUltimate 2を着用した。100mクラスのダイブを支える計測ツールとして、競技シーンでの実績も積み上げている。
最新のヘルスケアチェックと豊富なワークアウト
Ultimate 2は、ダイビング以外のシーンでもアクティビティと健康管理をサポートする。右側面には圧力センサー、心電図用電極、PPG光電式センサーを一体化した新モジュールを搭載。指先をセンサーに当てることで、心電図や心拍数、血中酸素レベルなどをまとめて計測し、総合的なヘルスケアチェックを行える。
ワークアウト機能はゴルフ機能に加え、100種類以上のカスタムワークアウトに対応し、その一部ではより詳細な分析も可能だ。陸上ではeSIMによる通話にも対応し、AIノイズリダクション機能が通話中の雑音を抑制。バッテリー持ちは節電モードにすれば通常利用で約11日、ヘビーユースで約6日、ダイビングモードで約18時間とされている。
ダイビング中も陸上の日常使いでも、一貫してデータを取りたいダイバー向けのハイエンドスマートウォッチ。価格は、ブラックが141,680円(税込)、ブルーが174,680円(税込)。詳細は、ウェブサイトへ。

