日本初開催!多くの来場者で盛り上がった「ASIA DIVE EXPO JAPAN 2024」開催レポート!

海とダイビングの祭典「ASIA DIVE EXPO JAPAN 2024(ADEJ)」が2024年10月25日(金)から27日(日)まで、東京ビッグサイト南ホールにて開催された。本展は、2024年に30年目を迎えるアジアで最大級かつ最も長い歴史をもつダイビング展示会「ASIA DIVE EXPO」の日本版として初開催。ダイビングをはじめとしたマリンレジャーに関する30社以上のブース出展ほか、ステージイベント(トークショー)など、海に親しめるコンテンツなど目白押し。本展のオフィシャルメディアパートナーとして、ブースも構えたocean+αが展示会の様子をお届け!

会場は東京ビックサイト

会場は東京ビックサイト

ADEJがいよいよスタート!

初日は10月25日(金)10時から開場。ocean+αもブースのセッティングを完了し、来場者の入場を待つ。今回は出展者側ということで、どのくらいの人手なのか、どのような方が来場するのか、少し緊張…。

各ブースでは来場者を迎える準備を整えている

各ブースでは来場者を迎える準備を整えている


ocean+αブースではメディアの紹介をはじめ、アンケートや景品が当たるくじ引きを用意

ocean+αブースではメディアの紹介をはじめ、アンケートや景品が当たるくじ引きを用意

初日は平日ということもあってか、ダイビング業界関係者の姿が目立った印象。今回は出展をしなかったダイビングショップやダイビング器材メーカーも視察を兼ねて、来場し、業界関係者同士で情報交換の場となったようだ。

ocean+αスタッフのセリーナもダイビング業界の最新の情報をキャッチ

ocean+αスタッフのセリーナもダイビング業界の最新の情報をキャッチ

ADEXの代表であるJohn Thet氏が登壇し、オープニングセレモニーも行われた

ADEXの代表であるJohn Thet氏が登壇し、オープニングセレモニーも行われた

2日目と3日目はノンダイバーやファミリーの姿が印象的!

来場者層は1日目と打って変わって、一般ダイバーはもちろん、ノンダイバーがかなり多くなってきた。そして、本展と同じフロアで開催された国内最大級のサステナブル・ライフスタイル・イベント「GOOD LIFEフェア」から興味を持って、ADEJに来てくれたと思われるファミリー層も多い印象だった。

ダイビングの魅力を多くの人に伝え、ダイバー人口を増やしたいダイビング業界としては、願ったり叶ったりの来場者層だ。出展者からも「想像以上にノンダイバーや来場者数が多い!」という声が聞こえた。

出展者エリアにはダイビングに関する様々なジャンルが

出展者エリアの様子はというと、美しいビーチリゾートをもつ国の政府観光局ブースや、スキューバダイビングの始め方・楽しみ方がわかるブース、水中撮影機材を紹介するブースなど、さまざまなジャンルが勢揃い。特にノンダイバーやファミリーが多く来場した2日目と3日目は各ブースかなり賑わっていた。

「冬潜りなら、マリアナへ」というキャッチコピーを掲げ出展した、マリアナ政府観光局

「冬潜りなら、マリアナへ」というキャッチコピーを掲げ出展した、マリアナ政府観光局

ダイビングの始め方やCカード(ライセンス)取得の相談や申し込みができるブース

ダイビングの始め方やCカード(ライセンス)取得の相談や申し込みができるブース。5社のダイビングショップ(ダイビングハウス トラウムスクーバ、ALOHA LOUNGE Lanai、Diving Shop Likkle more、DIVING SCHOOL LUANA)が合同で出展

世界的なダイビング指導団体「PADI」も出展

世界的なダイビング指導団体「PADI」も出展

HEAD Japanが運営するダイビング指導団体「SSI」とダイビング器材メーカー「mares」のブースは賞品プレゼントなどで一際盛り上がっていた様子

HEAD Japanが運営するダイビング指導団体「SSI」とダイビング器材メーカー「mares」のブースは賞品プレゼントなどで一際盛り上がっていた様子

水中撮影機材コーナーでは実際の機材の展示や水中写真家のミニトークショーが行われた

水中撮影機材コーナーでは実際の機材の展示や水中写真家のミニトークショーが行われた


水中写真家のブースでは、水中写真家と来場者が交流

水中写真家のブースでは、水中写真家と来場者が交流

マーメイドと写真が撮れるコーナーには行列ができるほど

マーメイドと写真が撮れるコーナーには行列ができるほど

豪華スピーカー陣によるステージイベントも大盛況

ステージイベントも本展の注目すべき点。本展では31ものステージイベントが催され、海のさまざまな表情を切り取る水中写真家をはじめ、特別な環境を潜るテクニカルダイビングインストラクター、身体一つで海に潜るフリーダイバー、イルカと泳ぐドルフィンスイマーに加え、ダイビングの歴史や海の環境などを伝える研究者やジャーナリストなど海を専門にしている20名以上が登場した。

「ダイブスタイルの幅を広げよう」というテーマのパネルディスカッションでは、さまざまな切り口でダイビングを行うダイバーが登壇

「ダイブスタイルの幅を広げよう」というテーマのパネルディスカッションでは、さまざまな切り口でダイビングを行うダイバーが登壇

ファシリテーターとしてocean+αスタッフのスイカも活躍!

ファシリテーターとしてocean+αスタッフのスイカも活躍!

新しい海の楽しみ方として人気が出てきている“マーメイド”によるダンスショー。観客にはお子様の姿も目立った

新しい海の楽しみ方として人気が出てきている“マーメイド”によるダンスショー。観客にはお子様の姿も目立った

「もっと知りたい日本の海」と題して日本を代表する水中写真家らで行われたパネルディスカッション

「もっと知りたい日本の海」と題して日本を代表する水中写真家らで行われたパネルディスカッション

来年の開催日程は近日発表!

主催の公式発表によると、ADEJと同時開催されたGOOD LIFE フェア、BIOFACH JAPANも含めた来場者数(※1)は40,453人(25日 11,242人名/26日 13,757人/ 27日 15,454人)。うちADEJの来場者数(※2)は17,493人(25日 4,024人/26日 6,647人/27日6,822人)だったそうだ。本展が新たなダイバー誕生やダイビング業界の発展に寄与したことは間違いない。今後も継続して開催され、日本のダイビングの素晴らしさが国内外に伝わることを願っていきたい。

※1「来場者数」は会期中、会場入口を通過した来場者の人数(出展者、講演者は除く)。
※2来場者アンケートから集計したADEJ会場を訪問した来場者の人数(出展者、講演者は除く)。

ASIA DIVE EXPO JAPAN 公式HP・Instagramで最新情報をチェック!

本展の様子は公式HPやInstagramでも発信されています。ぜひフォローして、来年の開催情報もお見逃しなく!
▶︎公式サイト
▶︎Instagram
主催: 朝日新聞社、Underwater360
協力:レジャーダイビング認定カード普及協議会、日本スクーバダイビング協会、スクーバダイビング事業協同組合

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PROFILE
0歳~22歳まで水泳に没頭し、日本選手権入賞や国際大会出場。新卒で電子部品メーカー(広報室)に入社。同時にダイビングも始める。次第に海やダイビングに対しての想いが強くなりすぎたため、2021年にオーシャナに転職。ライターとして、全国各地の海へ取材に行く傍ら、フリーダイビングにゼロから挑戦。1年で日本代表となり世界選手権に出場。現在はスキンダイビングインストラクターとしてマリンアクティビティツアーやスキンダイビングレッスンを開催。
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