ジンベエと並んで泳ぐ夜、360度海に囲まれてダイビング三昧! モルディブダイブ「オルタス号」全部見せます

リゾートのみならずダイビングディスティネーションとしても高い人気を誇る、インド洋の楽園「モルディブ」。ジンベエザメやマンタと高確率で出会うことができ、インド洋固有の生き物たちやカラフルなソフトコーラルが広がる水中景観も見どころだ。

そんな海を縦横無尽に駆け巡り、その日の良いポイントを潜ることができる人気のスタイルが「ダイブクルーズ」。でも「ダイブクルーズ」って実際どんなものなのか、よくわからないという方も少なくないのではないだろうか。

今回は「実際モルディブダイブクルーズってどんな感じ?」を徹底的に掘り下げてみた。お話を伺ったのはモルディブで25年間ガイドを続けるカオリータ(前井馨)さん。2025年に就航したばかりの新艇「オルタス号」で食べて、潜って、夕日を眺めて、また潜る——そんな夢のような日々について詳しく伺った。

モルディブって、どんな国?

インドの南端からさらに南、インド洋に浮かぶ島国。約1,200にも及ぶ島々と26の自然環礁(行政上は20)から構成され、サンゴ礁によって形成された環礁地形の上に国土が成り立つ、地球上でも珍しい国だ。年間を通じて気温は30度前後、水温は27〜30度。四季はなく乾季と雨季に分かれるが、常に温かい海がダイバーを迎えてくれる。

日本からのアクセスは思いのほかスムーズだ。スリランカやシンガポール経由などのルートが一般的で、お昼前に日本を出発すれば、その日の夜〜深夜にはモルディブの首都・マーレに到着できる。スリランカ航空(コロンボ経由)であれば約11〜14時間、シンガポール航空(チャンギ経由)では約12〜16時間が目安。便や乗り継ぎ時間によって多少前後するが、いずれも1回の乗り継ぎでアクセスできる。時差は日本より4時間遅れ。比較的スムーズに乗り継げるのも魅力のひとつだ。

首都マーレに到着後は、滞在スタイルに応じてクルーズ船や水上飛行機、スピードボートで各島へ向かう。現地通貨はモルディブルフィアだが、USドルがほぼすべての場所で使えるため、旅行者は両替の手間をほとんど気にしなくていい。

モルディブの海でなにが見られるのか

「ジンベエザメを見たい」——それが、モルディブを目指すダイバーの最大の動機だろう。オルタス号でも高い確率でジンベエザメに出会えるという。「必死に探します(笑)」とカオリータさんが笑うその言葉の裏には、25年分の経験と、ゲストへの情熱がある。

ジンベエザメだけではない。モルディブの海が誇る生態系はとても豊か。マンタやネムリブカをはじめとするさまざまなサメをはじめ、ナポレオンフィッシュやインド洋固有種のハナダイたち。そして「体中にエネルギーがみなぎる気がする」とカオリータさんが語る、オーバーハングに咲き乱れるソフトコーラル。太平洋とは異なる景観が、ダイバーに新鮮な驚きをもたらす。

マンタの群れ

人気のマンタも運が良ければ群れに出会える。ナイトマンタも圧巻

迫力のあるサメ

迫力のあるサメも多くみられる

インド洋固有種の魚群

太平洋ではみられない生き物たちも

ソフトコーラルと熱帯魚

ソフトコーラルが咲き乱れる華やかな光景が広がる

夜の船尾でマンタを待つゲスト

夜の船上から見下ろしたジンベエザメ。オルタス号のライトに引き寄せられた巨体が、水面に浮かびあがる

国の法律により、ダイビングの最大水深は30m。この深度帯で最も恩恵を受けられるのがナイトロックス(エンリッチドエア)で、オルタス号ではナイトロックスが無料で提供されている。

モルディブダイブクルーズが「最高の選択肢」である理由

陸上リゾートに泊まってダイビングをするのとクルーズ船に寝泊まりしてダイビングをするのとでは、一体何が違うのか。一言で言えば、「機動力」だ。

オルタス号は5つの航海ルートを持つ。南北マーレ環礁・アリ環礁・ヴァーヴ環礁、バア環礁、マーレ・ヴァーヴ・ミーム・タア環礁をつなぐ北上・南下ツアーなど、シーズンや目的に合わせて柔軟にコースを選べる。「ジンベエがいるかも」という情報が入ればすぐにそこへ向かう。陸上リゾートでは決して体験できない、この機動力こそがモルディブダイブクルーズの真骨頂だ。

さらに快適なのが、ダイビング専用小型ボート「ドーニ」の存在。ゲストは器材をドーニにセッティングしたまま、タンク交換も不要。メッシュバッグすら持たなくていい。小物を入れるカゴだけ持ってドーニに乗り込んで、あとは「潜るだけ」。ダイビングに集中できるシステムが、しっかり整っている。

ダイビング専用船ドーニ モルディビアンスターズ号

ダイビング専用船ドーニ「モルディビアンスターズ号」

想いが詰まった新造船「オルタス号」のこだわり
「2段ベッドは絶対に作りません」

2025年就航の母船オルタス号

2025年就航の母船「オルタス号」。洗練されたデザインとゆとりある空間設計、そしてダイバーのために磨き上げられた機能性を兼ね備える、まさに”海に浮かぶラグジュアリーリゾート”

2025年に就航したオルタス号は、「こうあってほしい」というゲストの声を25年分積み上げてきたカオリータさんが、はじめて自社で造った船だけに細部へのこだわりが随所に光る。

まず客室。クルーズ船といえば2段ベッドというイメージが強いが、オルタス号には2段ベッドが一切ない。全室横並びのベッド配置を採用し、さらにシングルルームを4部屋も用意している。「シングルルームが4つあるクルーズ船なんてほとんどない」とカオリータさん自身も言うほど、珍しいこだわりだ。一人参加のダイバーにも安心して使える客室が揃っている。

オルタス号ツインルーム

未来的なインテリアのツインルームは横並びのベッド配置。2段ベッドは一切なく、清潔感と上質感が漂う

オルタス号シングルルーム

シングルルームも十分なすぎる広さ。窓も大きく、開放感がある

オルタス号バスルーム

こだわりのバスルーム。階によってシャワーの水圧が変わらないように、上と下の階でシャワーの配管を分けたというこだわりぶり

船内設備も充実している。広々としたラウンジは、ソファエリアとダイニングが一体になった開放的な空間。食事は和洋折衷のビュッフェ形式で、シェフが毎食腕を振るってくれる。「食事の評判がめちゃくちゃいい。私もちょっと太った(笑)」とカオリータさんが言うほど好評だ。お酒のラインアップももちろん充実。モルディブはイスラム教の国だが、クルーズ船は仕入れが認められているため、ワイン、スパークリング、カクテル、ビールを各種揃えている。しかもリゾート価格より格段に安い。

オルタス号船内ラウンジ

船内ラウンジは広々とした設計。ダイビング後のくつろぎタイムを豊かに演出する

船内ビュッフェ

毎回の食事はビュッフェ形式。シェフが腕を振るう料理の評判は非常に高い

サンデッキもオルタス号の自慢だ。360度を海に囲まれた船上で、広いソファに横になりながら夕日を眺める。「本当に360度完全に丸い海で、夕日に向かって走っている。一生の思い出という感じでした」というゲストの言葉が、この体験を何よりも雄弁に語っている。タオルは毎日交換され、ソフト面での心配りも行き届いている。

オルタス号サンデッキ

オルタス号のサンデッキ。360度を海に囲まれた船上で、ゲストたちが夕暮れ時をゆったりと過ごす

オルタス号の一日は「食べて、潜って、寝て」の贅沢ループ

モルディブダイブクルーズ中の一日は、およそ次のリズムで流れていく。早朝のブリーフィングを済ませて1本目のダイブへ。戻ったら朝食、しばらく休憩して2本目。昼食をはさんで3本目。日によっては夕食後にナイトダイブ。「食べて、潜って、寝て、の繰り返し」という言葉通りの、非日常をハイクオリティで味わえる豊かな毎日だ。

とりわけ見逃せないのがナイトダイブ。船のライトに引き寄せられ、マンタやジンベエザメが船尾に現れることがある。「この日はマンタが4枚来た」——そんな報告が日常的に上がるのが、オルタス号の夜。水面越しに輝く巨体と、周囲に群がるダイバーたちのライトが織りなす光景は、一生忘れられない思い出になるはずだ。

夜の船尾でマンタを待つゲスト

船尾に集まるマンタ。この後ナイトダイビングで思う存分マンタの捕食姿を堪能できる

また、モルディブダイブクルーズならではの楽しみとして、途中で島に上陸することもある。土産物屋が並ぶ島を散策したり、最終日にはスーパーマーケットでモルディブ名物のツナ缶やスパイスを買い込んだりと。海の上の時間と、島の上での時間が交互に訪れる旅は、ダイビングだけでは語り切れない魅力がある。

島でのジンベエザメ砂アート

島での夜のひとコマ。ジンベエザメの砂アートを囲んで笑顔のゲストたち

よくある質問

実際に参加する前に気になるポイントを、現地のリアルな情報をもとに整理した。

Q. どんなスキルが必要?

A. アドバンス以上の認定と、50本以上の経験本数が目安。フリー潜降がスムーズにできること、ある程度の体力があることも重要。経験が浅いと海でいっぱいいっぱいになってしまい、せっかくの体験を楽しめないことも。しっかり準備して臨もう。

Q. ナイトロックスは必要?

A. 連日複数本のダイビングを行う上で、体への負担を考えるとモルディブの海ではナイトロックスの使用が断然有利。水深30mまでを長く楽しむのにも最適。しかもオルタス号ではナイトロックスを無料で提供している。ゲストのほぼ100%が利用しているので、持っていない方はこの機会に取得しておくことを強くすすめる。

Q. チップはいくら?

A. クルーズ船スタッフたちへのチップは、1週間あたり120USドルが目安。上陸の際はBBQで15ドル前後。現地でのUSドル現金払いとなる。

Q. Wi-Fiは使える?

A. 船上で使えるWi-Fiは有料で1週間26USドル程度。訪れるほとんどのエリアで使用可能。SNS投稿や家族への連絡も問題なくできる環境が整っている。

Q. お酒は飲める?

A. モルディブはイスラム圏だが、クルーズ船ではアルコールの提供が可能。ワインやスパークリング、カクテルなどを揃え、海に囲まれた船上でゆったりと楽しめる。価格もリゾートより比較的リーズナブルだ。

Q. ベストシーズンはいつ?

A. 「目的によって変わる」というのが正直なところ。マンタの大群を狙うなら日本の6月〜10月、天気を最優先するなら2〜4月、ジンベエザメは年間を通じて狙える。まずは「何を一番見たいか」を決めてから、カオリータさんに相談してみよう。

Q. 船酔いが心配……

A. 移動中は揺れることもある。心配な方は酔い止め薬を携帯しておくと安心。ダイビング中・停泊中は揺れが少ないので、多くの方が問題なく過ごしている。

乗ってみて初めてわかる、モルディブダイブクルーズの「もうひとつの良さ」

モルディブダイブクルーズには、ダイビング以外にも大切な魅力がある。それは、「人との出会い」だ。

クルーズ中、ゲストたちは同じ海で潜り、同じテーブルで食事をとり、同じ夕日を見る。ダイビングというスポーツに年齢も性別も社会的地位も関係ない。ジンベエを見てみんなで喜び、マンタが現れてみんなで興奮する。「みんな仲良くなるし、すごい盛り上がる」とカオリータさんが言う通り、クルーズが終わる頃には、初対面とは思えないような絆が生まれていることが多い。

広いサンデッキがあるから、一人でぼーっと海を眺める時間だって作れる。みんなといる時間も、一人でいる時間も、どちらも豊かなのがオルタス号の良さだ。

クルーズゲスト集合写真

クルーズを共に過ごすうちに、ゲスト同士はあっという間に仲良しに。写真はデッキでの集合ショット

申し込みは「ダイブナビ(STW)」が便利

モルディブダイブクルーズ「オルタス号」に参加するには2つの方法がある。モルディビアン・スターズ公式サイトからの直接予約(クルーズのみ・航空券は別途手配)と、旅行会社エス・ティー・ワールドの「ダイブナビ」を通じたパッケージ予約(航空券込み)だ。「はじめて行く」「手配をまとめてお任せしたい」という方には、ダイブナビ経由が安心でおすすめ。詳細・日程・料金はダイブナビ公式サイトでチェックしてほしい。

モルディブの海は、想像の10倍すごい——。その言葉の意味を、ぜひ自分の目で確かめに行ってほしい。

ダイブナビでオルタス号のツアーをチェック

Sponsored by モルディビアンスターズ
ダイビング専用船ドーニ モルディビアンスターズ号
モルディビアンスターズは、モルディブ在住25年の日本人ダイビングガイド・前井馨(カオリータ)が主宰するダイブクルーズ専門オペレーター。2025年に自社建造した新造船「オルタス号」は、ゲストの声を25年分積み重ねて設計された、快適性とダイビング特化機能を両立した一隻。全室2段ベッドなし・シングルルーム4室完備・ナイトロックス無料提供など、ダイバー目線のこだわりが随所に光る。常駐ガイドが5人体制で少人数グループかつ日本語で丁寧なサポートで、モルディブ初挑戦の方からリピーターまで安心して参加できる。
\メルマガ会員募集中/

週に2回、今読んで欲しいオーシャナの記事をピックアップしてお届けします♪
メールアドレスを入力して簡単登録はこちらから↓↓

登録
writer
PROFILE

IT企業でSaaS営業、導入コンサル、マーケティングのキャリアを積む。その一方、趣味だったダイビングの楽しみ方を広げる仕組みが作れないかと、オーシャナに自己PR文を送り付けたところ、前社長と当時の編集長からお声がけいただき、2018年に異業種から華麗に転職。
営業として全国を飛び回り、現在は自身で執筆も行う。2020年6月より地域おこし企業人として沖縄県・恩納村役場へ駐在。環境に優しいダイビングの国際基準「Green Fins」の導入推進を担当している。休みの日もスキューバダイビングやスキンダイビングに時間を費やす海狂い。

  • facebook
  • twitter
  • Instagram
FOLLOW