「人魚になりたい」を叶えるマーメイドスイム!ゼロからライセンス取得まで

幼い頃に読んだ美しい人魚姫の物語、いつかアニメでみた海の中で楽しそうに生き物たちと泳いで遊ぶ『リトル・マーメイド』のアリエル…あなたのもつ「人魚」のイメージはどんなものですか?

私は人魚姫の絵本や教科書で見た『スイミー』の水中の世界観に憧れ、いつかは人魚になってドロップのような岩から生える昆布やワカメの林を、ゼリーのようなクラゲや色とりどりの魚たちと泳ぎたいと夢を見ていた。

そんな世界を実現できるのが「マーメイドスイム」。人魚の衣装で美しく華麗に水の中を泳ぎ、サンゴ礁やカラフルな魚と戯れる姿はまさに夢見た人魚そのもの。

では、このマーメイドスイムをするにはどうしたらいいのか。安全に楽しむ第一歩は、ダイビング指導団体が提供するマーメイドスイムのトレーニングコースを受講し、認定をもらうことだろう。

トライマーメイドという体験コースもあるが、今回は本格的にマーメイドスイムをやってみたいという方のために、プールや限定水域でマーメイドスイムを行う「マーメイドコース」と、海で行う「オーシャンマーメイドコース」がどんなものなのか、オーシャナ編集部のスイカとセリーナが受講してきたので、レポートします!

マーメイドスイム

撮影:戸村裕行

今回講師を務めてくださったのは、沖縄本島でマーメイドコースを開催するダイビング指導団体SSIのマーメイドセンター登録店「Legare – J Under Water Studio(以下、レガーレ)」のマーメイドインストラクター・佐藤美里さん(以下、ミサさん)。沖縄本島をベースに関東・関西でも講習やツアーを開催している。

ミサさんの海でのマーメイドっぷりは以下の動画をご覧いただければ一目瞭然。

美しい…!こんな姿を目指してスイカとセリーナも講習に臨みます!

まずは学科講習!水中での体の変化や器材選びなど知識を身につけよう

マーメイドスイム学科講習

マーメイドになるためには、スキルだけでなく知識も必要だ。マーメイドコース・オーシャンマーメイドコースの学科はオンラインでもオフラインでも受講可能だが、安全に楽しむために必須の内容。コースの最後には知識が身についているかのテストもあり、25問中20問以上正解しないと認定がもらえないので、空き時間に復習問題を解いたり、テキストを読んだりして、きちんと頭にいれよう。

マーメイドスイム資格

私たちは朝からレガーレにお邪魔し、オフラインで学科を受講。内容は大きく6章に分かれており、それぞれ下記のような内容を学んでいく。

マーメイドコース・オーシャンマーメイドコース学科内容


マーメイドスイムの基礎知識
マーメイドスイムの発祥や歴史、そしてマーメイドスイムに必要な素潜りに必要な知識と安全に泳ぐためのルール。たとえば、水中に潜った時の圧力の変化や体への影響など。

マーメイド器材

マーメイドスイムに必須のモノフィンとフィッシュテイル、オプション器材のマスク、ウエットスーツの特徴や選び方、お手入れの方法。

水面での手順

水面で受ける浮力、呼吸法、足がつってしまった時の対処法。また、マーメイドスイムは1人ではなくバディで行うのが基本なので、バディに何かあった時の様子の確認やレスキュー方法をこのセクションで学ぶ。

マーメイドスキル

水中で行う動きを座学で学ぶセクション。器材の装着からエントリー、エキジット(水への出入り)、ダックダイブ(潜り込みの方法)やドルフィンキックなど。

オープンウォーター活動(オーシャンマーメイドコース以上)

海でマーメイドスイムを行うために必要な知識。天候や潮の流れ、エントリーポイントの選択、ボートから行う場合の注意点など。

環境への配慮

私たちは海にお邪魔させていただいている身。海を汚してしまったり悪影響を及ぼしてしまったりすることを避けるために、具体的にできることを学ぶ。

圧力や浮力など、スキューバダイビングのCカードを持っている方なら、「あ、なんか勉強したことある…!」というような内容もありつつ、呼吸法など新しく学ぶ内容も。「リラックスした雰囲気でやりましょう」と、ミサさんが途中質問をしてくれたり、みんなで会話をしたりしながら、わきあいあいと進む学科講習。

器材は実物を見たり触ったりしながら学んだ

器材は実物を見たり触ったりしながら学んだ

最後に、学科はオンラインで受講済みの生徒のMさんも加わり、みんなで呼吸法を陸上で教わって2時間ほどで座学終了。お昼休憩を挟み、午後からのプール講習に向けて準備を進める。

>次ページ:マーメイドの衣装選び&プール講習

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PROFILE
IT企業でSaaS営業、導入コンサル、マーケティングのキャリアを積む。その一方、趣味だったダイビングの楽しみ方を広げる仕組みが作れないかと、オーシャナに自己PR文を送り付けたところ、現社長と当時の編集長からお声がけいただき、2018年に異業種から華麗に転職。
営業として全国を飛び回り、現在は自身で執筆も行う。2020年6月より地域おこし企業人として沖縄県・恩納村役場へ駐在。環境に優しいダイビングの国際基準「Green Fins」の導入推進を担当している。休みの日もスキューバダイビングやスキンダイビングに時間を費やす海狂い。