日本初のマーメイドコンテストも!「PADIマーメイドフェス2024」レポート
2024年12月15日(日)、東京アクアティクスセンター(東京都・江東区)で開催された「PADIマーメイドフェス2024」。約100名の参加者が集まり、マーメイド体験や日本初のマーメイドパフォーマンスコンテストを通じて、美しく幻想的な時間を楽しんだ。多彩なプログラムが詰まった一日を振り返る。
「PADIマーメイドフェス2024」の様子(撮影・編集:東洵也氏)
気軽に挑戦できるマーメイド体験コース
イベントの午前中は初心者向けのマーメイド体験からスタート。参加者は専用のマーメイドテールを装着し、水中での優雅な動きに挑戦。プロのインストラクターが丁寧に指導し、初めての体験に参加者たちの顔はたちまち笑顔に。また、体験中にはプロカメラマンによる撮影も行われ、参加者たちは非日常的な特別な瞬間を写真として持ち帰ることができた。
本格派にはライセンス講習も
午後には「PADIベーシックマーメイド」のライセンス(認定カード)講習が行われた。足のつく浅い水深での基礎練習から始まり、水深3mでのスキル練習まで行い、モノフィンスイムの基本や安全な潜水技術、水中での自由な動きを楽しむための基礎をしっかりと学んだ。慣れないスキルに苦戦しながらも終始賑やかな様子で進行。最終的にはライセンスが発行され、今後もマーメイドの練習会やイベントに参加できるようになった。
注目のマーメイドパフォーマンスコンテスト
本イベントの目玉でもある、日本初となる「マーメイドパフォーマンスコンテスト」!水深3mのプールを舞台に、22名・8チームが参加。参加者たちは、規定演技とオリジナル演技を組み合わせたパフォーマンスをのびのびと披露した。
審査は、水中の映像をモニターに映し出し、審査員5名が下記の評価内容に沿って採点。さらに観客の一般投票による評価も加えられ、順位が決められる。
今回、栄えある初代グランプリはチーム「Coral Queens」が獲得!リーダーの小館真帆氏は「日本初のコンテストでグランプリをいただけて感無量です。チームで積み上げてきた練習の成果が形になって嬉しい」と喜びを語った。
▶︎全チームのパフォーマンス映像はこちら
この他にも、ライセンス保有者によるマーメイド自主練習会や器材販売会、写真撮影会などのプログラムが用意され、全国から集まったマーメイドたちが思う存分楽しむ1日となった。近年、中国や台湾といったアジア各国ではマーメイドブームが到来している。本イベントをきっかけにマーメイドへの関心が国内でもますます広がるのではないだろうか。
主催(PADIマーメイドセンター):トゥルーノース(千葉)、トゥルーノース船橋(千葉)
共催(PADIマーメイドセンター):オーシャンドリーム(千葉)、ブルーコーナー(静岡)、海旅(沖縄)
後援・協力:パディ・アジア・パシフィック・ジャパン
マーメイドコンテスト協賛:ワールドダイブ株式会社、株式会社キヌガワ、日本アクアラング株式会社、合同会社トワイエイゾ、レックスイノベーション株式会社