器材セッティングから予約まで。手伝って欲しい時に便利な英語~あっこのダイビング英会話~

Can you help me?
キャニュー・ヘォプ・ミー?

みなさんこんにちは。
ダイビングを楽しむためには、自分のことは自分でできた方が良いのはもちろんですが、ときにはスタッフやバディの手助けが必要なこともありますよね。

初心者なら、器材のセッティング方法がよく分からなかったり、エントリーが不安だったり。
ベテランの方でも、うっかりタンクのバルブを開け忘れたまま背負ってしてしまったり、ウェットスーツやドライスーツのファスナーが一人で閉められなかったり、エントリー後にカメラを渡して欲しかったりなどなど、たくさんあると思います。

そんなときに使う言葉は、“Can you help me?”
意味は「手伝ってもらえますか?」です。

ダイビング英会話

撮影/あっこ

手伝ってほしいことを具体的に伝える場合は、“Can you help me with~”を使います。

setting up my gear:器材のセッティング
camera(キャメラ):カメラ
entry:エントリー
tank valve(テァンク・ヴァオヴ):タンクのバルブ
zipper:ファスナー
※「チャック」は和製英語なので通じません!!語源は「きんちゃく」からもじった「チャック印」という商品名だそうです(笑)

陸上でも、”with”のあとに名詞をつければ同じようにつかえますので、海外旅行の際には覚えておくと便利です。

reservation:「代わりに予約をしてもらえますか」
directions:「道を教えてください」
baggage(バゲージ):「荷物運びを手伝ってください」
※思い出せなければスーツケースでもバッグでも、何でも大丈夫です

また、“help”には「手伝う」と「助ける」の両方の意味があります。
“Help”だけで「助けて!」という意味になりますので、たとえば足がつって溺れそうなときや仲間とはぐれてしまったとき、怪我をして救助が必要なときにも使えます。
まぁ、水中ではしゃべれませんので使えませんが・・・

ちなみに、旅行などのシーンでよく聞く”help”のその他の使い方としては、レストランで“Help yourself”と言われたら「セルフサービスです」、「ご自由にどうぞ」という意味、空港で“I can’t help you”と言われたら「どうしようもないです」という意味になります。

直訳するとちょっとぶっきらぼうな意味ですよね。
日常的に使う言い回しなので、知らずになんて不親切な人!と腹を立てないようにしてくださいね。

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PROFILE
広島県生まれ。父親の転勤で小中学生時代の6年間をアメリカで過ごす。
東京大学農学部卒業後、翻訳会社勤務を経てフリーランスの翻訳/通訳者となり、現在は技術系の翻訳やエンターテインメント業界での通訳を主としている。

特技はどこでも現地人になじむこと。
言葉は違っても心は通じるはず!と勝手に思い込み、笑顔で入りこんでいきます。

好きな海はミクロネシアのチュークと御蔵島。
この出会いがダイビングを始めるきっかけとなり、いまではすっかり魅了されています。
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