「ガイドさんを指名したいけどしない」ダイバーが3割近くいるということ
先日、行なったアンケート「ガイドさんを指名したことがありますか?」。
結果は以下の通りになりました。
ガイドさんの指名をしたことありますか?
- その他 (7%, 12 Votes)
- 指名したいと思わない(考えたことない) (14%, 24 Votes)
- 指名したいけどしない(できない) (28%, 47 Votes)
- 指名したことがある (36%, 60 Votes)
- いつも指名している (14%, 23 Votes)
Total Voters: 166
■指名したことがある (36%, 60 Votes)
■指名したいけどしない(できない) (28%, 47 Votes)
■指名したいと思わない(考えたことない) (14%, 24 Votes)
■いつも指名している (14%, 23 Votes)
■その他 (8%, 12 Votes)
Total Voters: 166
皆さんはこの結果をどのように受け止めるでしょうか?
この質問者は、「へ〜、50%も指名したことがあるとは、結構一般的なんだ。今度、私もやってみよう」と背中を押されたでしょうし、反対に、「指名したことがないなんて、びっくり!」と思ったダイバーもいるはずです。
寄せられた意見を見ると、「当然のこと」と「お店の事情も考えた上で」とやや受け止め方に違いはあるものの、ガイド、一般ダイバー問わずおおむね指名制に肯定的なようです。
さて、今回のアンケート結果で僕が注目したのは
「指名したいけどしない(できない)」が3割近く、166人中47人“も”いることです。
とある方のブログに、企業や業界が存続する上で大事だとされることが書いてありましたが、まったく同意なのでご紹介します。
「支持を得ることも重要ですが、存続に繋がるのは“ニーズに応える”ことだけです。ただし、この“ニーズに応える”は、 受動的に要望を聞き、それに応えるだけではなく、潜在的なニーズに応えるための能動的姿勢も含みます。つまり、前向きな姿勢を崩した時点で、存続を放棄しており、そこからは淘汰への道を歩むのだと考えています」
今回のアンケートは、
「指名したいと思わない」の倍のダイバーが「指名したい」と思っていて、
それなのにできないダイバーが3割もいるという現状、
潜在的ニーズを厳然たるニーズとして可視化しています。
もちろん、現実問題としてすぐにニーズに応えるのは難しいのかもしれません。
しかし、逆に言えば、能動的姿勢でこうしたニーズに応える姿勢を持ち、
実現できるお店が発展し、そうしたお店が増えていくことが業界の底上げをして、
最終的にはダイバーの利益となって還っていくのではないでしょうか。
それを感じている方が多いからこそ、
ほとんどの方が意見として指名制を肯定しているのでしょう。
いろいろと考えさせられるアンケートでしたが、
今回は自分がよく知らなかったことだっただけに、
改めてダイバーのニーズを知ることの重要性を認識させられました。
オーシャナでは、マーケティングなどと大げさなことは言いませんが、
今回のようなダイバーのお役に立てるアンケートも今後行なっていきたいと思います。
※「こうなって欲しい」「これを聞いて欲しい」「みんなどう思っているの?」という、アンケートで聞いてみたい素朴な要望や質問、何でもお待ちしております!
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