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タンクを外して楽々とエグジット可能!サイドマウントのメリット閲覧無制限

来週はホワイトデーですね。
ええ、はいその通りです、私には一切関係ありません。
ちょっと愚痴をこぼしてみただけです。ただそれだけです。

サイドマウントでのダイビング

さて、気を取り直して、今回はサイドマウントのメリット編の最終回です。
ダイビング終了後のエキジットについて触れてみましょう。

例によってシチュエーション絡みです。
情景をイメージしながらご覧ください。

楽しかった海中散策を楽しんだ後、安全停止のため水深5m付近で、アンカーロープに各チーム毎につかまっていた。

ただ、人数が多かったため、各チームバディのファーストステージをつかまる等、混雑していた。
私はロープにつかまらずに中性浮力をとりながら時間が過ぎるのを待っている。

少し流れがあるようで、立った状態の私は、時々フィンキックしながら維持していた。
そんな中、私の少し後ろに例の2人が見えた。
彼らは水平状態のまま、ピタリと中層に止まっていた。

サイドマウントでのダイビング

例のタンクを左右の脇に付けたままで、流れの中時々数キックするだけで、その状態を維持していた。

3分間の安全停止の後、チーム毎に浮上を開始。

私もやっとの思いで浮上を開始すると、また彼らが視界に入ってきた。
彼らは水平状態のままゆっくり浮上し、腰のクリップや脇に手を入れ何かを引っ張っているようだった。

そして、突然タンクを外し始めた。浮上しながら。

サイドマウントでのダイビング

再び船上に戻るべく、我々は水面に浮上した。
そこでは、同じくダイビングを終えたダイバーが水面で待機している。

船はほぼ垂直にハシゴがおろされているため、船上に上がるのも一苦労のようだ。
先のチームが手こずっていた。

中には重さのため、水面でBCやウエイトは外しているダイバーも見られた。
水面で待機しているダイバーの中に、さっきの2人もいた。
彼らの脇には、タンクの下部が浮いている。

そして彼らは船上の手の空いているスタッフに声を掛けた。
彼らに気づいたスタッフはハシゴとは離れたボートのヘリに立ち、水面に手を延ばす。

すると彼らは浮いているタンクを立て、そのままスタッフのそばまで泳いで行き、タンクを手渡した。

そして、船のヘリに手を延ばし、そのままフィンキックを使い、船上へ飛び上がった。
船に上がった1人がそのままもう一人のタンクを受け取り、もう一人も同じように船に飛び乗る。
私は揺れる水面で、その不思議な光景を見つめるだけだった。

さて、いかがでしょうか?

なんか文章にすると訳わからないですよね(笑)
サイドマウントの場合、タンクをサイドに装着すると前に説明しましたが、その接続方法はいたってシンプル。

クリップ(又はスナップ)と呼ばれるナスカンのような物をタンクの下側にタンクバンド等でとめ、そしてタンク上部はバンジー(ゴムひも)でとめているだけなのです。

そのため、簡単にタンクの取り外しが可能になります。
(クリップは外す事ができるし、バンジーは引っ張ればタンクから外す事ができます)

安全停止等の時間に両方のタンクを外すダイバーもいます。
そうすると、浮上したらすぐにタンクを船上のスタッフ等に渡し、身軽のままエキジットできる訳です。

サイドマウントでのダイビング

また、サイドマウントダイバーの場合、水中での姿勢は常に水平状態になります。
BCの構造上、水平姿勢がとり易いのと、BC内の空気の排気の為、水平状態は絶対となります。

ほとんどのサイドマウント用BCはインフレーターホースが腰の部分から出ています。
(普通のBCは肩口からですよね)

そのため、体を起こした状態だと、BC内の空気の排出ができません。
もちろん、水平状態を維持したまま、腰のダンプバルブから空気を抜くのは簡単ではありません。
ちょっとしたコツが要ります。この辺も後日解説させて頂きたいと思います。

サイドマウントでのダイビング

数回に渡ってサイドマウントのメリットについて説明させて頂きましたが、いかがだったでしょうか?

なんか良い事ばかりでしたよね(笑)

でも、人生そんなに甘くありません。
次回からデメリットについてご説明させて頂きたいと思います。

ただ、次回にも触れさせて頂きますが、メリット。デメリットを理解した上で、サイドマウントダイビングを評価していただきたいと思います。

サイドマウントダイビングは環境に大きく左右されるダイビングです。
特に日本の場合、様々な設備や環境、ダイビングスタイルがあります。
ぜひ、読者の皆さん自身で評価して頂きたいと思います。

テラさんは義理チョコ返しにいくら使うんだろう……と、どうでもいい事が凄く気になる石井でした!

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