震災から1年半。ダイバーによる海の復興支援を振り返る
2011年3月11日に起こった東日本大震災から、もうすぐ1年半が経とうとしています。
18ヶ月。
長かったと感じる人、短かったと感じる人、人それぞれだと思います。
現地では復興が進んでいる場所・分野もあれば、まだまだ驚くほど“震災直後”を引きずっているシーンもあります。
前に向かうことも大切ですが、風化させてはいけない。
そんな思いを込めて、1年半という区切りのタイミングで、ダイバーによる、主に海にまつわる復興支援を振り返り、まとめます。
もちろん、中には震災直後から今もずっと継続的に活動をしている人たちがいます。
また、現地に行くことの他、離れていてもできる復興支援もあります。
これらの中でもし興味がある活動があれば、ぜひそちらに問い合わせてみてください。
現地で活動を続けている復興支援団体
三陸ボランティアダイバーズ
震災直後から動き出し、三陸の漁業再興を応援し、美しい海・河川を取り戻すために活動を続けている。
東日本大震災直後、岩手県出身のダイビングインストラクター・佐藤寛志(くまちゃん)がタイ急遽帰国し、惨状を確認すると同時に被災者支援活動を開始。周囲の協力によって全国のダイバーをはじめ一般の方から義援金と救援物資が募られ、段ボールにして約500箱以上、義援金も2011年7月までに250万円以上を集め現地に送る。
三陸ボランティアダイバーズに関しては、以下のウェブマガジン・特集をご覧ください。
TSUNAGARI project
代表の勝又三成(かっつん)を中心に、被災地での海中がれき撤去や物資搬送などを今も精力的に行う。
地域への復興支援として、TSUNAGARIロールケーキもネットで販売中。