パラオロケ初日。ペリリューで肩ならしダイブ

palau_daydream_1

パラオロケ初日、本来のターゲットを狙うにはまだ時期が早いため、もうそろそろ産卵のピークを向かえるイレズミフエダイを狙いにペリリューのイエローウォールへ。
今月の産卵はもう数日先。
今年は3月の産卵時期に多くのサービスがスペシャルトリップ的にペリリューを訪れたため、ボートの数が多くて群れを散らしてしまって、大変だったとか。

今日は、ほとんど他のサービスの船は無く、デイドリームペリリューステーションの船と、もう一隻、それにコロールから遠征してきた僕らの船だけだったので、群れもまとまっていて、観察しやすかった。

今回は、イレズミフエダイは撮影予定には入っていなかったので、1本目、デイドリームのガイドの遠藤さんからは、「越智さんは好きにしていて下さい」と、放置。
まあ、確かに、このポイントは、おそらく50本以上潜ってる、勝手知ったるポイント。
ということで、皆について行きながら、てきと〜に撮影。

そして、2本目は、「群れを追い込んで、タイミング見て前に回り込んで、こちらに群れを押し返して下さい」と指示を出され、その通りに、ゲストのために群れを追い込んだりしていた。
もちろん撮影もしたけど。前に回り込んでは追い込み、また前に回り込んでは追い込みを3回程繰り返す。
皆はちゃんと見れてたかな。

palau_daydream_2

ランチ休憩では、ペリリューステーションのガイドの大地君、それに、サザンマリンラボラトリーという研究所で魚の研究をしていて、今回同ステーションに滞在してイレズミフエダイ産卵の調査をしている坂上治郎さんらと再会。
他愛も無い会話で盛り上がった。

palau_daydream_3

3本目は、アンティアス2でマクロ撮影。

ということで、肩ならしダイブ終了してコロールへ戻ってきた。
明日も、狙いとは別で、シャークシティー方面に潜る予定で、明後日から本格的に今回のターゲット狙いのダイビングを行なう。

\メルマガ会員募集中/

週に2回、今読んで欲しいオーシャナの記事をピックアップしてお届けします♪
メールアドレスを入力して簡単登録はこちらから↓↓

writer
PROFILE
慶応大学文学部人間関係学科卒業。
産経新聞写真報道局(同紙潜水取材班に所属)を経てフリーのフォトグラファー&ライターに。
以降、南の島や暖かい海などを中心に、自然環境をテーマに取材を続けている。
与那国島の海底遺跡、バハマ・ビミニ島の海に沈むアトランティス・ロード、核実験でビキニ環礁に沈められた戦艦長門、南オーストラリア でのホオジロザメ取材などの水中取材経験もある。
ダイビング経験本数5500本以上。
  • facebook
  • twitter
FOLLOW