西表島ロケ2日目、オガン潜入!

13日に石垣島から西表島に移動。20日まで、うなりざき西表にお世話になって取材を行なう。メインのテーマは西表に来るダイバー憧れのポイント「オガン」。西表島から30km離れた外洋にぽつんとある、岩礁だ。

しかし、風が強く、20日までの1週間、オガンに行ける可能性は低いと言われた。今年に入ってから、オガンに行けたのは、まだ10回も無いとの事。初日は、西表島周辺のポイントに潜り、後は風がおさまり、少ないチャンスで潜りに行ける機会を伺う状況だった。

しかし、2日目、なんと、うなりざきのオーナーであるよしぼうが、一緒に船に乗船してくれて、うねりのある中、オガンを狙うことに。「行けるところまで行って、無理そうだったら、引き上げましょうね」と言われていて、自分も世界中で多くのロケを行なっていて、漂流した経験とかもあるから、「ありがとうございます。無理はしないで全然大丈夫です」と答えた。

うなりざき西表(オガン)

感心したのは、荒れた外洋に出てからの操船は、ガイドの森脇君に任せて横で操船を見守っていたこと。高いうねりを避けて斜めに船を走らせながらの操船。途中で森脇君が「きついっすね」と少し弱音を吐いたけど、よしぼうは何も言わずに見守っていた。「若いスタッフを信頼して任す」その姿勢が今のうなりざきを作ってきたんだろうなと感じた。

南西からのうねりで、真っ直ぐにオガンを目指せない中、無事最初のエントリーポイント、3の根に到着。後は、自分がそれに答える番だ。

1本目を上がった時点で、うねりと波が弱まっていたこともあり、3の根2本、光の宮殿、天馬崎と4本のダイビングを行なって戻ってきた。

うなりざき西表(オガン)

森脇君と二人だけで、エントリーポイントから流れに逆らい、潮上へ移動し、ターゲットを探すダイビング。「普通ならこんな潜り方しません。お客さんは着いて来られないから」と森脇君が笑った。6半2ピースではちょっとハードで、身体をクールダウンさせるために、胸のジッパーを下げて、何度も中に冷たい海水を送り込みながらの移動。

さて、その結果は・・・・

詳しくは、ウェブマガジンでお伝えします。

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PROFILE
慶応大学文学部人間関係学科卒業。
産経新聞写真報道局(同紙潜水取材班に所属)を経てフリーのフォトグラファー&ライターに。
以降、南の島や暖かい海などを中心に、自然環境をテーマに取材を続けている。
与那国島の海底遺跡、バハマ・ビミニ島の海に沈むアトランティス・ロード、核実験でビキニ環礁に沈められた戦艦長門、南オーストラリア でのホオジロザメ取材などの水中取材経験もある。
ダイビング経験本数5500本以上。
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