御蔵島のオーシャナ・イルカツアー最終日
一方的に恋焦がれてやってきた御蔵島だけど、
恋は最後まで片思い。追いかける恋。恋は盲目。超ダッシュ。
たまに姿を現して、目があったり、寄ってきたりして、
こっちに気があるそぶりをするものの、
ツーンと足早に通り過ぎていく……。
今日は台風のうねりの影響で、サーフィンが大好きなイルカたちは大喜び。
けれど、僕ら人間はそちら側に行くことができず、
波が穏やかなエリアでドルフィンスイム。
こちら穏やかな海のイルカたちは休憩モードで、
近づけるもののスーっと横を通り過ぎていき、
僕らはただ見つめるか、後ろから追いかけることしかできない。
水温は20度を切り、透明度もイマイチで、イルカも海も気まぐれ。
でも、だからこそ片思いは一層、燃え上がるというもの。
もっとこっちを振り向いて。
それでも、これだけ大接近できたら最初の一歩としては大成功。
次は、どうやったらこちらを振り向かせられるか、
あれこれ作戦を練ってアタックし続けるのみ。恋は盲目。ちょっと強引に。
※次はドルフィンスイマーの鈴木あやのちゃんと一緒なので、
どうやったら彼らの気をひけるのかあれこれ勉強しよう♪
あっという間の3日間。
早起きしてイルカと泳ぎ、海を見ながらご飯を食べ、
お昼寝したり、猫と遊んだり、島をぶらりとしたり。
午後にもう1回イルカと泳ぎ、ビールを飲んでポケ〜っとして、
6時には夕食。夜は飲んで笑って眠くなったら布団にパタン。
布団のヒンヤリとした感触が気持ちく、心地よい疲れにまどろみながら、
イビキをかき始めるのは、日が変わるはるか前。
24時間より長い島時間。
3日間以上に幸せな時間でした。
御蔵島ツアーの皆さんと