皆を励ました手作りの獅子〜「たげなの海から元気を!」で印象に残ったお話〜

今回、「たげなの海から元気を」のイベントで最も印象的で、
元気をいただいたのが手作り獅子のお話です。

イベントのレポートは、こちら。

震災後、たげなの住民64名が秋田県での避難生活を余儀なくされました。
日に日に皆が落ち込む状況を見かねて立ちあがったのは、
避難生活を送っていたたげなの2人のお婆さん。

100年以上続く、たげなの伝統である獅子振りで
皆に元気になってもらおうと思ったのです。
しかし、津波で獅子は流されてしまって、ありません。

たげなの獅子振り

たげな伝統の獅子振りは、正月など節目の行事で行なわれる

そこで、お婆さんたちは避難所の在り合わせのもので獅子を作り、
皆を励ましたそうです。これがその時の獅子です。

たげなの獅子振り

顔を座布団で仕立て、目は缶、耳はスリッパで作った獅子

これには皆、涙ながらに励まされたそうで、
「我々の友。どこでも一緒だ」と今でもたげなの土地と人に寄り添っています。

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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