ニューカレドニアロケ、イル・デ・パン最終日。またコンスピ君!?そして、 やはりレアな大物ゲットです。
今日、イル・デ・パンでの撮影最終日。
今回は、毎晩現地ダイビングサービス、Kunie Scubaの社長の家で、食事して色々情報を仕入れたりしていた。
最終日前夜、大物ネタが欲しいね〜と話していたら、社長のジョン・リュックさんが、「レシーフ・ドゥ・カスミラというポイントでは、レパードシャークが定番の大物だけど、以前にギターシャークを見た事があるよ、レアだけどね」というような話をしていた。
「ふ〜ん、見れればいいな〜」なんて思いながら酔っぱらって聞いてたのだけど、ALIZEのマサシ君の話では、「見たことないっすよ。相当レアです」と言うことだったので、「まあ、期待しないで潜ればいいか。レパードシャーク撮れれば恩の字だな」くらいな感じで、今日のダイビング取材の2本目で、そのポイントにエントリー。
エントリーするなり、マサシ君が、急に前方を激しく指差してる。「何?何?」と思って見たら、レアなはずのコンスピキュアス・エンゼルフィッシュが、また目の前に・・・。
昨日とは違うポイントなので、明らかに違う個体のはずだ。
しかも、全然逃げない。後で聞いたら、「シャイなので、すぐ逃げちゃうんですよ。あんなに逃げないのも珍しいっす。越智さんコンスピ運が強いっすね〜」と言われた。
ということで、今日は色々撮影できた。
証拠写真的だけど、こんな写真も。
これはブラック・バタフライフィッシュとコンスピキュアス・エンゼルフィッシュの2ショット。
このブラックちゃんも、オーストラリアのロード・ハウ島からニューカレドニアまでの固有種。
こちらはニューカレドニアで比較的簡単に見れる魚だけど、マサシ君曰く、「この2種のペア写真なんて、過去に一度も見た事ないっすよ!」とのことです。
その撮影を終えて、少し移動してみた。
またまたマサシ君が、マクロハウジングを持っている僕に、慌ててワイドのハウジングを渡して、前方を指差している。
「レパードシャーク?」と思って前方を見ると、なんとそこには、ギターシャークが!!
「何?この大物運?」と思いながら、慎重に接近。
でもシャイなので、ちゃんとした写真は撮影できなかったけど、まあ、見れただけでもラッキーだった。
その写真がこれ。
後で調べたら、トンガリサカタザメらしい。
以前にedive主催のミャンマーロケのときも、自分だけシノノメサカタザメ見れちゃったことを思い出した。
未知の国、ミャンマーで 潜る(4)|スキューバダイビングと海の総合サイト ocean+α(オーシャナ)
気合い入れて無いのに、「見れちゃった、撮れちゃった」って書くと、結構反感を買うのだけど、自分の場合、あまり気合い入れると外すタイプだと思うので仕方無い。
本当は熱く、情熱を出しつつ目的達成できた方が、かっこ良いに決まってる。
でも、自分にはそういうのは向いてないんだよな〜と、ずっとこの仕事を続けていて思う。
かっこつけられる人がうらやましいな。
すみません、今、ちょっと酔っぱらってます。
で、ダイビンング後はピッシンヌ・ナチュレルに。
雲一つ無い快晴でした。