「さんふらわあ」で北海道の旅へ!~北海道潜り歩き~
未知なる北海道の海
本日より、北海道の海の魅力をお伝えすべく、車での走行距離およそ2000キロの潜り歩きの旅へ。
個人的には10年以上前に支笏湖に潜って以来の北海道で、タッグを組む越智カメラマンも新聞社時代に訪れているものの本格的に潜るのは初めて。
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10年以上前、水中射初め式という支笏湖の正月の風物詩を撮りに行って以来です
「何、着ていきましょうか?」
「運転大丈夫なの?」
「器材、これでいいんだっけ?」
「『北海道の寒さをなめるな』と言われたんですけど……」
などと不安を確認し合いながらも、そんな未知の世界で潜ることが新鮮で楽しかったりする2人がいます。
ほとんど日本にいない取材慣れしているはずの越智カメラマンですが、潜る海は南の島ばかりで、「カメラのセッティング、どうしようかな~」とか「ちゃんと泳げるかな」とか言っている姿を見るのも楽しいもの(笑)。
未知。やっぱりこれが旅の醍醐味ですね。
ということで、2人とも期待に胸を膨らませながら、今は苫小牧へ向かうフェリー「さんふらわあ」の上で洋上生活を満喫しています。
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「さんふらわあ」で北海道へ!
ところで、なぜカーフェリーなのか?
僕らの場合、答えは簡単。
荷物がとんでもないことになっているから(笑)。
ダイビング器材やパソコン類はもちろん、カメラ7台、ハウジング4台と撮影機材が多いので、飛行機ではとてもとても無理……。
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後ろのシートを倒しても目一杯の荷物を抱え、いざ北海道へ!
ただ、遊びで潜るに行くダイバーにも、昨今のエキセスに厳しい状況、選択肢としてはだいぶオススメかもしれません。
特にフォト派は、器材は送れても、カメラはやっぱり送るわけにはいきませんよね。
空港へのアクセスやチェックの煩わしさもありません。
また、電車や飛行機は公共の空間ですが、車はプライベート空間。
自宅からプラッと出かけ、到着後も自家用車でドライブするのは気軽で楽しいでしょう。
そして何より船旅自体が楽しいものです。
というより、どこまでもゆっくりした時間の流れるくつろぎ空間。
甲板からは沿岸の景色を眺めたり、銭湯並みに広いお風呂に入ってまったりしたり。
漫画コーナーからゲームセンターまであります。
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甲板から見える雪化粧の山々。どこかはわからないですが…
料金は最も安い部屋で、車代を4人割すれば、一人片道15,000円ほど。
時間は、01:30出発で18:30着と17時間の船旅です。
時間、料金、快適・快楽の塩梅で選ぶしかないですが、選択肢としてはもっと知られてよいかなと思います。
ちなみに、「首都圏からレンタカープラン」など、船旅と合わせておもしろいプランがたくさんありますが、いずれ、ダイバープランなんてのもあるといいですね。
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くつろぎホール。さらに奥には展望ラウンジが
さて、そろそろ苫小牧が近づいてきました!
明日から、電波の許す限り、北海道の海からレポートをお届けします!