2013年のタイガーシャーククルーズ終了、2014年の参加者募集中

フィーダーに甘えるように(?)近よって来る4mのタイガーシャーク

フィーダーに甘えるように(?)近よって来る4mのタイガーシャーク

バハマでのタイガーシャーククルーズを終了して、フロリダのウエストパームビーチに戻って来ました。
まだ、バタバタしてるので一報のみ。

今回は、5日間のダイビングで3日間タイガーシャークに遭遇。
特に最終日のフィッシュテールというポイントでは、まるまると太ったタイガーシャークちゃん(メス)がほとんどずっと一緒に泳いでいてくれました。

周囲にいるレモンシャークやカリビアンリーフシャークと比べて一回り大きな体躯で、ダイバーの周囲を旋回しながら、餌箱に接近していくタイガーちゃん。
他のサメの群れが、普通の魚の群れと変らないくらいに気にならなくなっていた僕らには、とても刺激的でした。

カリビアンリーフシャーク、レモンシャークとダイバーが入り乱れる海底。フィッシュテールの水深はボトムで11m

カリビアンリーフシャーク、レモンシャークとダイバーが入り乱れる海底。フィッシュテールの水深はボトムで11m

レモンシャークの多いタイガービーチの水深はたったの5m。ここでもタイガーに会える

レモンシャークの多いタイガービーチの水深はたったの5m。ここでもタイガーに会える

たまに、カメラに激突してきて、僕らの様子も伺っているのですが、なんだか他のサメに比べてスローな感じで、動きがとろくて、何度もぶつかってくるうちに、なんだか変な愛着さえ沸いて来ます。

鼻面でこちらの様子を伺うように、向かって来るタイガーをカメラハウジングでガードしながら撮影する

鼻面でこちらの様子を伺うように、向かって来るタイガーをカメラハウジングでガードしながら撮影する

もちろん、これは彼女の性格のほんの一部分だとは思うけど、少なくとも、何度か遭遇したタイガーシャークの多くから、そんなとろい印象を受けます。

カメラにぶつかってきても、彼女の鼻面をカメラのポートで押すと、それ以上は向かって来ないで、少し方向を修正して移動していきます。
たまに、しつこく2~3度向かって来ることもあるけど、まあ、何度か押し返せば方向は変えてくれます。

今回、個人的にこのタイガーよりも感動した遭遇は、グレートハンマーヘッドシャーク。
チャーターしたボートが、過去に2回グレートハンマー狙いで潜って、2回中1回だけハンマーに遭遇できたリサーチポイントでのこと。

今回で3回目のトライで、2匹のグレートハンマーヘッドシャークに遭遇することができました。
今まで、グレートハンマーはシャイ過ぎて、他のサメがいたり、ダイバーがいたりするとなかなか姿を見せてくれなかったのだけど、このポイントでは、かなり近くまで接近することができました。

これだけ近くで、長時間グレートハンマーヘッドシャークを見れたのは始めて

これだけ近くで、長時間グレートハンマーヘッドシャークを見れたのは始めて

ということで、一報といいながら、大筋は説明した感じです。
詳しくは、また改めて。

2014年、日本人枠5人限定
タイガーシャーククルーズ参加者募集中

2014年も日本人枠5人限定で、タイガーシャーククルーズ参加希望者を募ります。
期間は、2014年2月28日(金)日本発~3月9日(日)日本帰着の10日間。
クルーズ船乗船は、3月1日(土)~3月7日(金)下船の7日間。シャークダイビングは5日間。
どうしても10日間が難しいという方は、3月1日(土)出発で、午後早くに現地マリーナに直行できれば、乗船は可能なので、ご相談下さい。

越智隆治は、このタイガーシャーククルーズをチャーターしたことがある唯一の日本人。
乗船するドルフィンドリーム号は、年間22週間程タイガーシャーククルーズを開催していて、2年先まで全てがフルチャーターされるほど。

欧米人には人気のクルーズも、日本人の間では、まだまだ「危険」、「恐い」という印象が強いようです。
もちろん、気を緩めれば、何が起こるかわからない海の生物なので、油断は禁物。
しかし、ルールを守ってしっかりダイビングしていれば、浅い海底でほとんど着底してるだけのダイビングなので、ダイビング自体には、それほど危険は感じません。
ただ、サメに慣れてきて、不注意な行動に出ると危ないので、当然細心の注意は必要ですよ。

ご興味のある方は、以下のフォームよりお問合わせください。

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PROFILE
慶応大学文学部人間関係学科卒業。
産経新聞写真報道局(同紙潜水取材班に所属)を経てフリーのフォトグラファー&ライターに。
以降、南の島や暖かい海などを中心に、自然環境をテーマに取材を続けている。
与那国島の海底遺跡、バハマ・ビミニ島の海に沈むアトランティス・ロード、核実験でビキニ環礁に沈められた戦艦長門、南オーストラリア でのホオジロザメ取材などの水中取材経験もある。
ダイビング経験本数5500本以上。
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