水中銃も当たり前のニュージーランドのダイビングを初体験!(陸上編)

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2013年9月4日、待ちに待ったニュージーランドの海をダイビングしてきました。

オークランドで唯一の日本人カイド・ゲンさんこと大嶋元さんにインタビューした際に、「ニュージーランドのダイビングは年中ウエットスーツで潜ります」と宣言されていたので、ドライスーツのレンタルがあるのかどうかひやひやしながら過ごしていました。

ゲンさんがいつも利用しているダイビングショップ、Global Dive Netは、オークランドでドライのレンタルが唯一あるとの朗報が。
さっそくサイズを合わせにオープン時間の9時ちょうどに伺いました。

が、しかし開いていない。
ゲンさん曰く、店員が寝坊したら店は開かない、これが通常のニュージースタイルとのことで、さほど気にもしていないようでした。

一旦引き上げ、他の用事を済ませてから再度向かうと今度は開いていました。

日本のドライスーツはネオプレン製のものが主流かと思いますが、ネオプレン製のものは世界中でもとても珍しく、さらにニュージランドにドライスーツが入ってきたのも約3年前と、つい最近の事。
今回お借りしたドライスーツはもちろん一番小さいサイズのものをお借りしたのですが、足のサイズは27センチくらいあるし、どうみてもぶかぶか。

店員さんには「You are too small!!」と言われ続け、まるで宇宙服を着ているかのようになってしまいました。
それでもウエットで潜る勇気はなかったのでそれをお借りして、車で海へ向うこと約1時間。

ニュージーランドの草原

全く海の気配を感じない、絵に描いたようなニュージーランドの世界を満喫しながら向かいます

着きました!マタカナ。

マタカナというのは村の名前で、潜るポイントはマタカナの中のタファラヌイペニンシュラという国立公園にあるジョーンズベイという場所。
ニュ-ジーランドでは特にダイビングポイントの名前があるわけではないので、今回潜る場所のことは、「マタカナ」や「ジョーンズベイ」と呼ぶのだそうです。

ポイントに着くと本日ご一緒するゲンさんのお友達の方は到着されていて、さらにケンさんは既にウエットまで着ていました。

ニュージーランドのケンさん(宮本健市さん)

今回ご一緒するお仲間、ケンさん(宮本健市さん)

1998年に6kgラインクラスで3.625kgマトウダイを釣り上げ、マトウダイ釣り上げ記録1位の記録保持者に(2011年に1位記録は更新されています)。
オークランドで人気の焼き鳥屋“ken”を経営するオーナーさん。

もう一人のお仲間、ジンさんも到着していて、お手製のスピンを片手にお出迎えしてくれました。

ニュージーランドのジンさん(元神ジンさん)

ジンさん(元神ジンさん)

オセアニア地域でもトップクラスのヘア・カッターで、日本の専門誌にも紹介されるほどの、自他共に認めるカリスマ美容師さん。

「ホタテには目がいっぱいあるんだよ、ほら」とジンさん。

ホタテの目

この黒いのが全て目だそうで、外敵から360度監視できるようになっている

ゲンさん、ケンさん、ジンさん・・・・途中で何度も呼び間違えそうになったのは(実際何回か間違えました、ごめんなさい)言うまでもありません。

ブリーフィングは、見れる魚よりも捕れる魚

まずは、水中マップを片手にブリーフィングをするのかと思いきや、始まったのは、先日思った方向にホタテがあっただのなかっただの、魚は居ただの居なかっただの。
あっちの狩場はあーじゃら、こっちの狩場はこーじゃら。
潜る前のこんなブリーフィング風景、見たことありません。

ニュージーランドのダイビング

各々が先日潜った時の海の様子の情報交換をしながら、今日の潜る・狩るポイントを選定中

互いの意見を参考に、各々潜るポイントを選定して、いざ、出陣!

ニュージーランドのダイビング

私も久しぶりの戦闘態勢。ゲンさんは迷彩柄のウエットスーツ。水中での見え方が楽しみです!

で、水中はというと、こんな感じ。

迷彩柄のウエットスーツ

やっぱり水になじんでる!迷彩柄すごい!

水中の写真は以上です笑、ごめんなさい。
なぜかというと・・・今回ハウジングを持ってきていなくて。

防水カメラだし10mくらいまでしか潜らないというのでそのまま持って行ったのですが・・・案の定?水没しました。

水中では念願の水中銃を撃たせてもらいました!
その様子は後編の「水中編」にて!

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PROFILE
成蹊大学文学部国際文化学科卒業。
ナレーター、司会、ダイビング・モデルとして、TV、雑誌、モーターショー、トークショーなどで活躍。宝くじのキャンペーンガール「幸運の女神」では、46都道府県を旅する。

2013年からは、大物運・海況運をつかさどる「海の女神」へと転身し、舞台を海に変えてオーシャナの突撃体験レポートを担当。
潜水士資格も取得し、2014年は伊豆大島復興観光大使「ミス椿の女王」として、伊豆大島をはじめとした被災地復興支援活動にも尽力する。

「ダイビングがきっかけで、物の見方も感じ方も生き方も180度変わり、自分の周りまでもキラキラ輝き出したことを実感。 
いろんなことを体験しながら、たくさんの“きっかけ”を届けていきたいです」

【経歴】
・第25期 日本テレビイベントコンパニオン
・第11~12期 スバルスターズ
・第33期 宝くじ「幸運の女神」
・第23代 ミス椿の女王(2014.2~)
・第29代「ミス熱海・桜娘」(2016.1~)
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