鳥取・田後で、3m級の超巨大なミズダコ出現!
2014年2月26日(水)、鳥取の田後にダイビングショップを構えるブルーライン田後の山崎英治さんから「見たこともない巨大ダコに遭遇した!!」という連絡が入りました。
なにやら、鳥取県岩美町の沖合約500mの「大坊主」というポイントで、体長は約3m!
吸盤の大きさはゴルフボールくらいあるとか。
ブルーライン田後と言えば、昨年越智カメラマンが初めてのダンゴウオ企画でお世話になったダイビングショップ。
早速、巨大ダコを発見した山崎さんご本人にその時の様子を伺ってみました!
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山崎さん!なんだかすごいものに出会っちゃいましたね!(笑)
いつ頃発見したのですか?
山崎
日にちは2月26日で、時間は午前10時すぎでした。
私ともう一人のスタッフが一緒にダイビングをしている時に突如目の前に登場しました!
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どんなタイミングで見つけたのですか?最初からうにゃうにゃ動いていたんですか?
山崎
潜っていたのは『大坊主』という、砂地と大きな根があるポイントでした。
巨大ダコと会ったのはエントリーして底についた瞬間でしたね。
でも実はタコだとは分からなくて、最初に見た時は「岩」だと思ってました(笑)
でもよく潜る砂地のエリアだったので「あれ~あんなところに岩あったっけな~?」と思って、もう一度よくよく見てみると、ゆっくりその岩が浮きあがってきてたんです!
「なんじゃこりゃ~!!」ってなりました(笑)
そのあと更に見ていると、3mはあろう大きなミズダコがこっちに向かって移動してきました。
タコだとわかって、ギリギリの距離を保って一緒に泳いでました。
たまに手が伸びてくるのでちょっとビビりながら(笑)、なんとか撮影しましたね!
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すごいドキドキの体験ですね!3m級のタコなんてなかなかお目にかかれないですよね!
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ちなみにこれからのシーズン、田後の海ではどんな生物が見られるのですか?
山崎
もう少ししたら田後にも浮遊生物がやってきますよ!
キアンコウの幼魚やハリゴチの幼魚、サメハダホウズキイカ(?)なんかも過去に見たことがあります。
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今が旬の生物はいますか?
山崎
田後の春はやっぱりダンゴウオです!!
他にもスナビクニンやウミウシなどがシーズンを迎えますね。
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鳥取って砂丘のイメージが強すぎるんですが(笑)、砂丘以外にもアフターダイビングなどで楽しめるような場所ってありますか?
山崎
ちょっと~砂丘だけじゃないですよ~(笑)
例えば、山陰海岸学習館の3Dシアターで鳥取の海の様子が3D映像で見ることができます。
コウイカやタツノオトシゴの出産シーンも映像に入っていますのでぜひ見てほしいと思います!
山崎さん、ありがとうございました!
約3mという大きさを放つ巨大ダコから、赤ちゃんの時には3mmの愛らしい姿を披露するダンゴウオまでが楽しめる、鳥取・田後。
もうすぐシーズン突入ですよ~!!
(写真撮影:山崎英治)