バハマ・タイガーシャーククルーズ終了! 毎日タイガーシャーク三昧

バハマ・タイガーシャーククルーズ(撮影:越智隆治)

バハマでのタイガーシャーククルーズを終了して、フロリダのウエストパームビーチに戻ってきました。

今年でINTO THE BLUE+オーシャナのチャータークルーズは5年目。
知名度も徐々に上がってきているのか、毎年5名の募集枠も、1年前から問い合わせが来るようになってきたけど、欧米では、2年先まで予約でいっぱいの人気クルーズ。

フロリダからの移動も含めて1週間の行程で、サメたちとのダイビングが楽しめるのは、5日間。
今回も、その5日間で、毎日タイガーシャーク三昧。

バハマ・タイガーシャーククルーズ(撮影:越智隆治)

最初こそ緊張し、「これして大丈夫でしょうか?これはやったらまずいすか?」といろいろ質問していた参加者も、これだけ毎日タイガーに会えると、日毎にタイガーシャークの扱い(?)にも慣れてきて、最終日には、皆、心の底からタイガーシャークとのダイビングを楽しんでいたようです。

バハマ・タイガーシャーククルーズ(撮影:越智隆治)

「このクルーズに参加して、タイガーシャークへの印象が変わりました。サメの中で一番かわいい!」という声も。

もちろん油断は禁物なので、タイガーシャークと泳ぐ上でのダイビングルールは、皆がしっかり理解してくれるまで、何度も繰り返し同じことをブリーフィングしています。

それ以上のことをしようとするのは、「あくまで自己責任」ということも理解して参加してもらえれば、してはいけない行為を理解して、慣れてくれれば、楽しくタイガーシャークと超接近遭遇が楽しめます。

ここでは、タイガーシャークのほか、無数のレモンシャークやカリビアンリーフシャーク、ナースシャーク、運が良ければ、グレートハンマーヘッドシャークにも遭遇できるかもしれません。
今回も1匹ですが、グレートハンマーヘッドシャークに遭遇できました。

今回のクルーズで一番驚いたのは、5年前に初めて出会ったスマイリーというメスのタイガーシャークが妊娠していたこと。

5年前はレモンシャークくらいしかなくて、細くてかわいかったのに、今年見たスマイリーは妊娠していることもあるけど、ドラム缶みたいにお腹が大きく、体長も、今回姿を見せたタイガーの中でも一番大きく成長していた。

5年でこんなに大きくなるんだなと、感心させられました。

これがフィーディングのせいなのか、タイガーシャークにとっては普通の成長速度なのかは定かではありません。

でも、「初めて会ったときは、ひょろっとしてて、レモンシャークたちにも追いやられちゃうくらいだったのに、貫禄十分で、大きくなったな〜」と感慨もひとしおでした。

バハマ・タイガーシャーククルーズ(撮影:越智隆治)

5年前に比べて、一まわりどころか、ふた回以上大きくなったスマイリーに感激。おまけに妊娠してたし

バハマ・タイガーシャーククルーズ(撮影:越智隆治)

手前がカリビアンリーフシャーク、奥がレモンシャーク

バハマ・タイガーシャーククルーズ(撮影:越智隆治)

遭遇できればラッキーなグレートハンマーヘッドシャーク

2016年もすでにスケジュールが決まっていて、もうほとんど予約でいっぱいです。

日程は、2016年3月4日(金)日本発、3月5日(土)乗船。
3月11日(金)下船。3月13日(日)日本帰国。
日本人と欧米人のミックスクルーズで、日本人枠の募集は5名限定。

バハマ・タイガーシャーククルーズ(撮影:越智隆治)

また、2017年も開催は決定しているのですが、日数を2日間延長して、ほぼ100%グレートハンマーヘッドシャークとの遭遇が可能なポイントまで行くクルーズを予定しています。

日本からの旅程は、12日間(エアによっては11日間も可能)。
このクルーズではブルシャークとの遭遇の可能性もあり、合計6種類のサメに会えるクルーズになります。

ご興味のある方はお問い合わせください。

■お問合せはこちら
tour@oceana.ne.jp

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PROFILE
慶応大学文学部人間関係学科卒業。
産経新聞写真報道局(同紙潜水取材班に所属)を経てフリーのフォトグラファー&ライターに。
以降、南の島や暖かい海などを中心に、自然環境をテーマに取材を続けている。
与那国島の海底遺跡、バハマ・ビミニ島の海に沈むアトランティス・ロード、核実験でビキニ環礁に沈められた戦艦長門、南オーストラリア でのホオジロザメ取材などの水中取材経験もある。
ダイビング経験本数5500本以上。
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