「モルディブ@マーレ」ツアー考

モルディブといえば、
リゾート滞在やダイブ・サファリ(クルーズ船)がメジャーで、
日程は6日間以上が一般的、できることなら8日間は欲しいところ。

そんな中、
「首都マーレ滞在5日間10万円台」というツアーが登場し、
正月に予定もなかったので参加してみることになったわけだが、
簡単に感想を。

■首都マーレ
まず、マーレのツアー的位置づけだが、
リゾート滞在やダイブ・サファリの場合、
「初めてなら行ってみましょうか」とか
「そんなに見るところないですよ」という案内人の言葉が端的に表している。

実際、お土産を買うために数時間だけ立ち寄るというケースが多く、
行く前にモルディブ通の人に話すと「マーレ滞在ね〜。う〜ん」と言っていたし、現地モルディビアンに「どのリゾート?」と聞かれたのでマーレ滞在だと言うと、「退屈じゃないの?」と返された。

■ローカルの雰囲気を楽しむ
確かに、普通にモルディビアンが生活している街なので、
劇的な観光スポットというものはない。
しかし、考え方によっては普通のモルディブの生活だって楽しい。

 

そもそも旅とはそういう側面があるわけだが、
「モルディブ=南国リゾート」のイメージを抱き、
求める人には向いていないだろう。

 

ローカルのスーパーにある日用雑貨をおもしろがったり、
食べ歩きをしてみたい、モルディビアンとの交流を楽しみたいなど、
ローカルの雰囲気を楽しみたい人に終日のんびりとマーレで過ごせるこのツアーは、おススメだ。


出会いも旅の醍醐味

というと、旅慣れた人向けと思われるかもしれないが、
日本人にも慣れているし、治安も比較的よい。
また、小さい島なのでナビも簡単で、カタコトの英語があれば問題ない。

■安い!
宿泊はビジネス風ホテルなので、何より値段が安い。
日程や時期によっては10万円台前半という場合もあるので、
「とにかく安く」という人にはおススメ。

 

また、リゾートは何となく団体では行きにくくもある。
特におっさんいっぱいってのは……(笑)。

その点でも潜ることが目的であるダイバーに向いているかもしれない。

※「マーレ滞在モルディブツアー」詳しくはこちらをクリック。

テラ(和尚)

 

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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