水中ヌード・ ドキュメント

〜カメラマンへの道〜

 

負けたら水中ヌードの和尚vsソガッぺの水中写真1本勝負。
http://diving-commu.jp/divingspirit/item_6052.html

宿を出る8:30の段階で、わしは1票差で負けておった。
締め切りまであと1時間半。こりゃマズイ……。

1本目を上の空で潜った後、さっそく結果を携帯でチェック。

どれどれ……

やった〜!!! まさかまさかの

わしの勝ち。

奇跡の逆転一票差。

 
「ついていきます」by和尚38票 「朱色」byソガッペ37票

■結果
http://diving-commu.jp/questionnaire/item_6059.html
※投票結果発表後、撮影者を記名してあります。

これは作戦がハマったとしか言いようがない。

初日に潜った時、ソガッペの写真の腕前を目の当たりにして、
完全に負けることを悟ったわし。
こうなったら姑息と言われようとも戦略で何とかするしかない。

当初「2〜3枚ほどの画像を出し合って投票しよう」と
ざっくりとしか決めてないことをいいことに、
自分に有利な投票方法を考え抜いたのじゃ。以下、戦略。

■写真だけでは確実に負けるのでタイトルをつけることに。
 これで職業をちょっとは生かせるかもしれん。

■一番になった作品を撮った人が勝ちにすることにより、
 総合力より奇跡の一枚にかけることに。

■作品点数を多くすれば投票がバラけるので5点ずつ出すことに。
 つまり、総合力があるほうが自分で自分と戦うことになってしまうのじゃ。
 実際、投票数220票中、ソガッペが122票で、わしは98票。
 総合力では負けておったのじゃ。

■わししか撮らないであろうおバカ系作品を入れることにし、
 おバカ系が好きなダイバーの受け皿を設置。
 さらに、自分の作品同士で食い合わないように、おバカ3点、素敵2点と分けたのじゃ。
 
■トリミングを有りにした。これ最大のポイント。
 実は機材不良でマクロ撮影ができなくなっていたわし。
 ワイドはズームを使ったことがないのでフィッシュアイのみ。
 トリミングしないと寄りきれずに作品になどならない。
 実際、1位になった作品の元画像はこれ。



以上の戦略のもと、そがっぺに「こんなルールになったけどいいよね〜」と
つとめてポップな感じに提案し、ソガッペも「え? あ、いいんじゃない」と。よし。

え? 詐欺? だってたまには勝ちたかったんじゃもん!

ちなみに、マル・カメラマンいわく「これ、完全にフォトコン的にはマナー違反だね」。

なにはともあれ、ソガッペのヌード撮影。

最高のロケーションで撮影しようと、西表の美しいサンゴの海で太陽待ち。
これほど真剣に太陽待ちしたの女性モデルを撮影した時以来(笑)。

もちろん、ソガッペはずっとフルチン。泳ぐたびにプラプラブラブラ(笑)。

マル・カメラマンは、ゴボゴボ笑い過ぎてマスクに水が入って大変。

ちなみに、これをやらせているのは、わしではなく皆さまじゃからな(笑)。

そして、どんな撮影より頑張って撮ったのが……

全国のガイド諸君よ。挑戦者求む!(笑)

【カメラマンへの道@西表島】
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■協力/ダイビングチームうなりざき西表
※詳細レポートは→こ
ちら

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
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