オーシャナ主催「Cカード取得サポート企画」Part1!ドキドキのプール講習レポート
オーシャナでは、持続可能なダイビングを目指し、海洋環境や社会問題にも配慮できるダイバーを1人でも多く育てることを目標に「Cカード取得サポート企画」を開催中。
運営側も新たな取り組みに試行錯誤しながらも、参加者たちのダイビングに関する視野を広げ、既存課題に対して仲間と共に考えていく機会を作れれば…という想いを込めつつ奮闘中だ。
2021年9月から始まったこの企画は、Cカードを取得したい意思があり、なおかつ目標に共感してくれる方をアンケートで募り、社内での厳選なる審査の結果、選ばれた方に参加いただいている。
今年1月にはすべての参加者がオンラインでの学科講習を終え、今月5日から、いよいよプール講習に突入!オフラインでは、参加者同士初めての顔合わせとなったプール講習の様子をレポートしていこう。
現在放送中のTBS日曜劇場「DCU」のロケ地にもなった「OK MARINE PRO」に集合!
本日のプール講習の舞台は、東京都練馬区にあるダイビングスクール「OK MARINE PRO」。
最近では、スキューバダイバー捜査官が主人公のドラマ「DCU」の第一話の撮影にも使用されたという業界では話題(?)のプール。
さて、本日の参加者は6名。コロナ対策もあって、約3時間のプール講習を3回に分けて開催した。2〜4月の伊豆エリアでの海洋講習に向けて、ドライスーツでの講習となった。
まずは、自分のことは自分でできる‟自立したダイバー”を目指し、ダイビングスキルを身に着けていこう。
着替えてプールサイドで講習スタート!
ドライスーツのインナーを着た状態で、プールサイドに集合。
ダイビングインストラクターとして10年以上のキャリアをもち、大阪や東京で700人以上のcカード講習を担当してきた池内が、プールサイドにて本日の流れをご説明。
オンラインでの学科講習のおさらいをプールサイドで行ったのち、プールに入水して実習。まずは水深1mのところで、それから水深5mまで移動する。
学科講習のおさらい!器材の着用方法と使用方法をチェック!
まずはマスクの付け方から始まって、マスククリアの方法、ドライスーツの着用方法、空気の給排気、レギュレーターリカバリーなど順番に説明していく。
いよいよエントリー!水深1mのところで実習!
プールサイドでの説明内容を、実際にプールに入水して練習。
次に、BCDとタンクを背負い、ドライスーツの中に空気を入れてから抜いてみる練習を。
口から外れたり、何かに引っ掛かって見失ってしまった時のレギュレーターリカバリーも繰り返し練習。
太ももを触りながら、クロールのように腕を後ろに回して探す「アームスイープ法」とタンクに接続されたレギレーターホースまで手を伸ばして探す「リーチ法」を学習した。
他にも、フリーフローの状態で呼吸の練習、マスククリアの練習、バディ同士で助け合うオクトパスブリージングの練習などなど盛りだくさんの内容だったが、みなさま笑顔でクリア!
いざ、水深5mの世界へ!
十分な練習を終え、全員の準備が整ったところで、水深5mまで潜降していく。BCDの空気を抜いて、プールに着底。
落ち着いたところで中性浮力の練習。フィンピボットからのホバリング。
BCDだけでなく、ドライスーツの給排気までコントロールしなければならないので、ウエットスーツ時と比べて難易度も上がっていたが、何度も挑戦するうちに上達!
肺(オーラル)だけでとる中性浮力も、バッチリ。
そして、ドキドキのマスククリア。半没させてから、鼻息で水を押し出す!上手くできたら、次は全没させてからチャレンジ。
一瞬、おぼれたような感覚になるが、これも慣れ!?全没のマスククリアもOK。
バディとのオクトパスブリージングも終え、本日の講習は無事終了となった。
エキジット!お疲れ様でした
インストラクターの合図で浮上。お疲れ様でした!
「マスククリアは、呼吸ができないかと思った!」、「中性浮力をとるのが難しかった!」などインストラクターや参加者同士での意見交換もみられ、和やかな雰囲気で締めくくられた。
次は海洋実習にチャレンジ!
■取材・撮影協力:OK MARINE PRO(オーケーマリンプロ)
〒176-0012 東京都練馬区豊玉北4-30-8
電話:03-3993-3824
定休日:月曜日
営業時間:13:00~20:00
URL:http://www.okmarine.jp/