ダイバーが知っておくべき“ダイビング業界の問題点と自己責任”。セミナー内容決定!

オーシャナのマンスリーイベント、2014年1月25日(土)開催の「データでわかるダイビングの本音と建て前」。

講師となる高野修さんの資料を見せていただきましたが、とても興味深いデータばかりです。

セブ島のダイバーのシルエット(撮影:越智隆治

例えば、下のアンケートは、インストラクターが思う、講習生の技術項目の習熟度(画像をクリックすると拡大されます)。

赤字で囲ってあるのは、習熟度が“高い”より“低い”が上回った項目で、ナビゲーション、計画立案、バディ潜水の3つ。

ダイビングの本音と建て前セミナー

つまり、インストラクターは、講習が終わっても、講習生がダイビングを計画して、バディ潜水をすることに不安を感じている、ということでしょう。

“Cカード取得=バディ潜水ができる”を根底から揺るがすと同時に、他のデータでは、インストラクターのジレンマも読み取ることができます。

何かがおかしい。
何がおかしいのか?
おかしいとどうなってしまうのか?

そんなことを考えたいと思います。

また、高野さんは、Cカード講習のカリキュラムを提供している指導団体、インストラクターやガイド、講習生・ゲストの間に、認識の差・隙間があると指摘します。

ダイビングの本音と建て前セミナー

その隙間とは何なのか? 埋めるためにはどうしたらよいのか?
一度、ダイビングを取り巻く環境を俯瞰して確認し、安全に楽しく潜る方法を考えたいと思います。

以下、主な内容です。

  • 1.ダイビング業界の実態・問題点
    →習熟度が足りないまま海に出される実態
  • 2.事故・ヒヤリハット分析から見えてくること
    →はぐれるなどが多い。しかし、講習ではその対応が不十分
  • 3.自己責任について
    →イントラとダイバーの自己責任、管理責任の意識
  • 4.業界がすべきこと、ダイバーにできること
    →事故の予防のため

興味がある方は、まだ間に合いますので、ぜひご参加ください!

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PROFILE
法政大学アクアダイビング時にダイビングインストラクター資格を取得。
卒業後は、ダイビング誌の編集者として世界の海を行脚。
潜ったダイビングポイントは500を超え、夢は誰よりもいろんな海を潜ること。
ダイビング入門誌副編集長を経て、「ocean+α」を立ち上げ初代編集長に。

現在、フリーランスとして、ダイバーがより安全に楽しく潜るため、新しい選択肢を提供するため、
そして、ダイビング業界で働く人が幸せになれる環境を作るために、深海に潜伏して活動中。

〇詳細プロフィール/コンタクト
https://divingman.co.jp/profile/
〇NPOプロジェクトセーフダイブ
http://safedive.or.jp/
〇問い合わせ・連絡先
teraniku@gmail.com

■著書:「スキルアップ寺子屋」、「スキルアップ寺子屋NEO」
■DVD:「絶対☆ダイビングスキル10」、「奥義☆ダイビングスキル20」
■安全ダイビング提言集
http://safedive.or.jp/journal
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