【屋久島】砂地にはりつく事4時間。。。(^_^;) by 原崎森

【ポイント】 一湊タンク下No.1/一湊タンク下No.1
【水温】 25.7℃/25.6℃
【透明度】 30m
【海況】 凪ぎ
【天候】 晴れ

【潜水時間帯】 8:44-10:45/11:47-13:51
【潮まわり】 10:02 72cm 干潮 / 16:20 210cm 満潮 / 中潮(月齢:25.7)
【日の出・日の入】 日出06:25 日没17:39

今日は快晴、かつ凪ぎ、かつ夏の透明度復活!!(*^^)
久しぶりに30mオーバーの気持ちの良い海だった。

ゲスト常連Gさんとマンツーマン。
というか、Gさんをほぼセルフ状態で砂地に放置。(^_^;)
通称「ヤツシの里」の砂地に放置して!というゲストのリクエストなのだから仕方がない。。。(笑)

あとから見せてもらったデジカメのメディアにはヤツシハゼの仲間ばかりがずらっと並んでいた。

一時期に比べて(3-4年くらい前)この手の仲間は極端に減ったのだが、それでもGさんに言わせると十分多いとの事。
相変わらず、最も多く見られるのは通称「ゴールドバー」と呼んでいるヤツシハゼ属の未記載種で、今は雌雄のペアでホバーリングしている巣穴が多く見られる。

ただイマイチ発色の良い興奮した個体は最近あまり見ない気がしたので僕自身はちょっと興味を失っていたのだが、Gさんの発色の良いゴールドバー(仮称)の写真を見てまた興味が湧いてきた!!!
週明けにまたこの辺のハゼをまとめて撮りに行こうかな。。。

DSC 0147 300x199 砂地にはりつく事4時間。。。(^ ^;)

通称「ゴールドバー」のあくび1

DSC 0101 300x199 砂地にはりつく事4時間。。。(^ ^;)

通称「ゴールドバー」のあくび2


一時期ほどではないが、この砂地では様々なヤツシハゼの仲間が見られるのだが、通称「ミナミヤジリ(オニハゼ属の未記載種)」も多い。
肉眼で見ると地味なハゼだけど、背ビレの模様は意外に派手で驚く。。。

DSC 0128 300x199 砂地にはりつく事4時間。。。(^ ^;)

通称「ミナミヤジリ」のオス

DSC 0131 300x199 砂地にはりつく事4時間。。。(^ ^;)

通称「ミナミヤジリ」オスの通常時


DSC 0188 300x199 砂地にはりつく事4時間。。。(^ ^;)

なんと!異種間カップル!(・_・;

最後にGさんがスゴイの見つけた!
何と種類の違う2種がペアリング!!
ゴールドバー(仮称)と通称「背ビレに点のあるヤツシハゼの仲間(これもヤツシハゼ属の未記載種)」のペア。
マジか!(・_・;

あっ!!!!まさか!!
ハイブリッドが産まれるのか?(^_^;)

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PROFILE
世界遺産の島・屋久島の海をほぼ毎日潜っているショップ「森と海」のブログ。そのオーナーガイド原崎森(しげる)さんは水中写真とフィッシュウォッチング(生態観察)において日本でも有数の、まさにスーパーガイド。また、的確な思考力・文章力にも定評がある。
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