ひと目で世界の海洋ゴミがわかる!? 海底清掃&観測のスペシャルティが始動!~PADI Dive Against Debris SP~
海岸に流れ着くゴミを目にしたことはありませんか?
中にはハングルやどこの言葉か分からないような容器も転がっていて“海は繋がっている”ことを実感します。
そんなゴミに混ざってボトルメールのひとつも落ちてないかなーなんてことを考えたことりもしますよね。
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さて、ボトルメールならロマンチックですが、海岸に流れ着くゴミは、やはり気持ちの良いものではありません。
そして、ダイバーの皆さんなら感覚的にわかるかもしれませんが、ある調査によると海岸のゴミは海洋ゴミの3割にしか過ぎません。
7割もの海洋ゴミは海底に沈んでいるのです。
海底に沈んでいるとなれば、ダイバーの出番!
ということで、この度PADIの新たなディスティンクティブ・スペシャルティーとして
DiveAgainstDebris™というものが始まりました!
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出典:PADI
英語は苦手なので、訳が正しいかは置いておいて、海底清掃&観測スペシャルティといったところです。
これまでもPADIではProject AWARE(http://www.padi.co.jp/visitors/aware/ )の一環として加盟店によるビーチクリンナップは継続して行われていました。
今回はその場を水中にまで拡張するものです。
概要としては以下の通り。
① 水中から回収したゴミの重さを量る
② 分別する
③ 記録する
④ 廃棄する
⑤ 報告する
⑤の報告が非常に重要です。
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出典:PADI
世界中から集められたデータは以下のサイトに集約されます。
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日本語化はされていないのですが、すでに日本からのデータも反映されています。
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どこで何がどれくらい、そして誰が拾ったのかも分かる様になっており、いろいろとクリックしてみると面白いですよ!
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継続するためには、遊び要素も大事!?
スペシャルティーの認定は1ダイブでOK!
とはいえ、この活動は(出来れば定点で)継続することが重要です。
例えば…
集めたゴミ10gで1ポイントになる!
とか
前回の量を1gでも超えたら○○円割引!
とかとか
拾ったゴミの種類でビンゴゲーム、ビンゴが出たら割引!
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※イメージ
(ライター/細谷 拓)