【屋久島】スミレナガハナダイの産卵??? by 原崎森

【ポイント】 一湊タンク下No.3/お宮前/一湊タンク下No.1
【水温】 22.8℃/22.7℃/22.8℃
【透明度】 30m/30m/25m
【海況】 凪ぎ
【天候】 くもり
【潜水時間帯】 9:38-10:24/11:32-12:35/14:15-15:17
【潮まわり】 09:59 212cm 満潮 / 15:49 98cm 干潮 / 中潮(月齢:3.9)
【日の出・日の入】 日出06:55 日没17:17

Kさん夫妻の2日目。。。
今日からはホームグラウンドの一湊湾内をご案内。

2本目のお宮前ではスミレナガハナダイの産卵行動(らしきもの)が激しかった。
オスはバリバリの婚姻色で繰り返しメスとお腹を合わせて産卵する。

この光景はナゼかよく午前中(10:00-12:00くらい)に見られるのだが、精子の白い濁りなどはまったく見られないので、本当に産卵しているかどうかはちょっと分からない。
でも、確実にメスも積極的にお腹を合わせてきており、行動だけを見ていると間違いなく産卵。。。(・_・;
しかし、通常ハナダイの仲間は夕方に産卵する種類が多く、メスのお腹もそれほど膨れてはいないので、多分、擬似なのだと思うけど。。。

仮に擬似だとしたら何の理由があるんだろ?
メスにも嫌がっている雰囲気はなく、他のオス(合計3匹いる)との抗争激しい。
試しに夕方に見てみたいのだが、なかなか機会がない。。。(^_^;)

それにしても25℃以下の低水温時のスミレナガハナダイのオスの婚姻色は歌舞伎役者のような隈取り模様が凄くて撮影意欲をそそる。
久々に徒歩でお宮前エントリーしようかな。。。

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PROFILE
世界遺産の島・屋久島の海をほぼ毎日潜っているショップ「森と海」のブログ。そのオーナーガイド原崎森(しげる)さんは水中写真とフィッシュウォッチング(生態観察)において日本でも有数の、まさにスーパーガイド。また、的確な思考力・文章力にも定評がある。
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