【うおろぐ2】今週の「幼魚図鑑」タテジマキンチャクダイ by 友永たろ
タテジマキンチャクダイ
学名:Pomacanthus imperator
英名:Emperor Angelfish
幼魚は別名「ウズマキ」
サザナミヤッコやロクセンヤッコなどとよく似た模様の幼魚だけど、
タテジマキンチャクダイの幼魚だけは、同心円状にシマが入るので見分けやすい。
ヤッコの仲間は、自分のなわばりからペア相手以外の成魚を追い出すのだけど、
模様がちがう相手には攻撃しない。
幼魚でいる間、ちがう模様でいるのは、成魚から攻撃されないためらしいです。
うまい仕組みだなとも思えるけど、
「弱い幼魚は攻撃しない」という風には学習できなかったのかな?
・・・とか考えてしまう(笑)
魚はそんな思考パターンは持たないのでしょうね(汗)
反射的に同じ模様の魚を攻撃するんだろうなぁ・・・(^^;
成魚の背ビレは、
日本近海やミクロネシア・西太平洋の個体は後端が伸びる。
これに対して、インド洋や紅海の個体は後端が丸くなります。