【急募】水族館の清掃からパフォーマンスまで⁉︎ 潜水士による“潜り屋”集団「水中の便利屋」メンバー募集!
水中活動を専門とする便利屋「水中の便利屋」が、一緒に働けるメンバーを募集中です。
日本初!
水中を専門とする「便利屋」
さまざまな雑事の代行業務をこなす「便利屋」ですが、日本で唯一、水中を専門としている会社があるという情報をキャッチ!
え、水中の便利屋⁉︎
何ですか、そのカッコいい響きは。
ダイビングの業界に、そんな謎めいたカッコいい集団があるなんて聞いてません。
では、ちょっと入会しにいってきます。
なんでもやります!
水中のスペシャリスト集団
そのまえに……
いったいどういう集団なのでしょうか。
潜水作業といえば、船底清掃や工事を想像してしまいます。
しかし、そこは便利屋。
普通の潜水作業の仕事とは、ひと味……いや、ふた味ぐらい違います。
もちろん、通常の潜水作業もこなしますが、それだけではないという。
落し物の水中探索、水族館の水中清掃、TVロケのお手伝い、水中パフォーマンス、ゴルフ場のロストボール回収など。
そんな「ダイバーにしかできない裏の仕事」も請け負っているのです。
憧れの水族館の清掃……。
普段会うことのできない水中生物とのふれあい。
水槽ごしに手をふる純粋な子供たちとのコミュニケーション。
ダイバーなら一度はやってみたいと思ったことはないでしょうか?
さらに……
何ですかこれ。
水中パフォーマンスとのことですが……
なんで、そこで⁉︎
なんで、それを⁉︎
というツッコミは、一度置いておきましょう。
ちなみに、「働く人シリーズ」とのことです(ミイラ男は、ただやりたかっただけでは……)
しかし、もちろん楽しいだけではありません。泥臭い仕事もあります。
透明度3センチ、低水温のゴルフ場の池のなかで、ボール探しをしたり。
毎回10000個ぐらい見つけるとか(どっひゃー)。
これは、すごい。
すごい、集団です。
掃除からパフォーマンスまで。
まさに“水中のスペシャリスト集団”。
スペシャリスト集団。
かっこいい……
「もし、明日ダイビング行くのが、猛烈にめんどくさくなったら代わってもらうこととかもできますか?(笑)」
なんて冗談半分で質問を投げかけてみたら、真面目に「できます」と返答。
さ、さすがです。
(ふざけた質問した自分が恥ずかしい……)
レジャーでダイビングの技術を磨いても
それを活かす場所がない
「ダイビングショップがダイバーを育てる場所であれば、そのダイバーが活躍する場所を創らねばという使命感がありました」
そう話すのは、「水中の便利屋」代表の栃川智士さん。
栃川さんはもともと配管屋を経て、ダイビングのインストラクターとして活動していました。
毎日、たくさんのダイバーを育てている中で、そういう考えがよぎったそうです。
「公共事業や国の仕事で動く潜水会社はたくさんあるが、民間の人が頼めるダイバーは個人レベルでしか存在しない。この2つが自分の中で合致しました」
潜水会社となると、ちょっと大ごとなイメージですが、知り合いのダイバーだと頼みやすくなります。
頼みにくいお仕事も、気軽に請け負ってくれるということですね。
さすが、便利屋!超便利!
副業でもOK!
求む!誰かの役に立ちたいダイバー
実際に、
「趣味でプロレベルのCカードを取得した」
「もともとダイビングショップのスタッフでインストラクターやってたけど辞めた」
など「一般ダイバー以上のスキルは持っているけど、特に使ってない」
というダイバーさんも、実はたくさんいるのではないでしょうか?
スキルはあるのに、使い道がない。
どう使っていいかわからなくてそのまま。
そんな“みなしご”ダイバーたちよ。
今こそ、その眠っていた力を解放するときがきたのだ。
二度と買い直すことが不可能な“思い出のもの”
見つけたときの感動は鳥肌もの
大切なものを水の中に落としてしまった経験ありませんか?
携帯電話、カメラ、はたまた、家のカギ、彼氏にふられてやけくそで川に投げて、そのあと猛烈に後悔したティファニーの指輪など。
ダイバーだったら、買ったばかりのダイブコンピューターとか。
思い出しました!
8年ぐらい使い続けていた、私のフィンを。
みんなに「カビフィン」「ボロいから買い替えろ」と言われていたけど、思い出がつまり過ぎて捨てきれず……。
それを海に落としたときの、あの悲しさと絶望さは今も忘れられません(カビ生えてましたが)
栃川さんのやりがいは、そういうところにありました。
「落としたスマホやドローンの捜索依頼を頂いた時は責任重大。そんなプレッシャーのなか、必死で見つけた物を水面から出すと、両手を上げて喜んでもらえます。だいたい暖かいコーヒーとかを買って、祈るような気持ちで待っててくれるお客さんが多いから、責任を果たせた時は、潜り屋にしかできない良い仕事ができたなって思います」
その「物」の価値は、きっとその人しか分からないのです(カビ生えてましたが)
絶望のなか、見つかったときの喜びはもうこの上ないでしょう。
私もあのフィンが見つかったらもう、絶対泣いて喜んでますね!!(カビ生えてましたが)
そんな、水中の便利屋が人材を募集しています。
ダイバーにしかできない小さな感動を「水中の便利屋」でいっしょに共有してみませんか?
募集要項
主な仕事内容
・水中にあるさまざまな『ちょっとした仕事〜潜り屋にしかできない仕事』をお手伝い
(基本はロストボール回収で、その他は水族館の清掃、船底のメンテナンスなど)
求める人材
・誰かの役に立つ事でステータスを感じられる人
・水中が好きな人
・泥臭い仕事ができる人
・我慢強い人
・体力に自信がある人優遇
条件
・潜水士免許必須 ※未所持の人は相談
・25歳くらいまでの男性 ※年齢は要相談
・大阪在住
※スポットダイバー(仕事を持っている人)でも大歓迎
お問い合わせ
(協力/ 株式会社 ST-YOU「水中の便利屋」栃川智士)
構成・文/マンタ林典子