今年2冊目の写真集、写真展に間に合いそうです・・・・、多分。

今は、フロリダのパナマシティにいます。先にもお伝えしましたが、今年2冊目の写真集を作成中です。ずっと海外にいながらの作成です。まあ、今までもほとんどの場合、自分が海外にいる間に編集者の方とやり取りしながらの作成だったのですが。
写真集のタイトルは「海からの手紙・message from the Sea」に決定しました。写真展の会場でご覧になれると思います。もし気に入って頂けたら、ご購入頂ければ幸いです。
スクリーンショット(2011-07-12 5.08.31).png
以前、三保の映像際で作ったスライドショウを元に作成しています。以下、まえがきから。
「海にいて、見たこと、感じた事・・・・ それは、すべての生命は支え合いながら生きているということ。
海に潜って生物を撮影するようになってから、陸上にいるときよりも、何倍も何十倍も、 地球上に生息する多くの種類の生き物たちの間近にいる事が増えた。 それぞれの生命は、互いに助け合いながら生きていた。
時には、寄り添い合い、時には、捕食者と被捕食者という立場になりながら “生きる” とは何かを、実体験を通して、自分に教えてくれていたように思う。
様々な共生、さまざまな群れ、様々な生命の誕生、 そして無数に存在する様々な生命の形。 人間が創り出した文明社会は往々にしてそのような生物の多様性を自分たちの社会から 切り離すことで “進化” してきた。
人間の物質的な豊かさの獲得は、地球上に存在する他の同胞たちを 存在しないものとして扱うことで得られてきたのではないかと感じる。
これから成長する子供たちに、地球は、”人間だけが特別” という、そういう星ではない ことを少しでも実感してもらえる体験を沢山してもらいたいと思う。 自分はそれを感じるために、”海” に潜ることを選択して、そして今も潜り続けている。
そこに存在する多くの命の形を撮り続け、一人でも多くの人々に少しでもそのことを 感じてもらえればと願っている。
望むのは、生命が笑顔で生きて行ける、人間を含めた全ての生命が笑顔で生き続けて行ける そんな地球の姿だ。」

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PROFILE
慶応大学文学部人間関係学科卒業。
産経新聞写真報道局(同紙潜水取材班に所属)を経てフリーのフォトグラファー&ライターに。
以降、南の島や暖かい海などを中心に、自然環境をテーマに取材を続けている。
与那国島の海底遺跡、バハマ・ビミニ島の海に沈むアトランティス・ロード、核実験でビキニ環礁に沈められた戦艦長門、南オーストラリア でのホオジロザメ取材などの水中取材経験もある。
ダイビング経験本数5500本以上。
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