from プーケット 大潮周りの大物トリップ by境俊弘

行って参りました、大潮周りのトリップ。
流れる潮と共に、大物が流されてくることを期待しての出航です。
まずはスミラン諸島。
1日かけてスミラン諸島を遊び尽くします。
固有種を見て、小物を探して、中層を眺めて……。
インターバル中にはガンガン上陸。
NO,4ではジャングルを攻め、
NO,8では岩をよじ登り、初日からハイペースでぶっ飛ばします。
とどめはnightダイビングで初日は終了です。
2日目は北上。
ここから大潮周りの影響が徐々に出始めます。
やはり圧巻はTachai pinnacle。
クマザサハナムロの青い光を切り裂きながら潮の上に行くと
レオパードシャークが突然視界に飛び込んできます。


さらに夢を求めて流れの先を目指します。
そこは、ギンガメアジ、カスミアジ、オニカマス、そしてフュージラーが入り乱れる修羅場。
時折、想像を超えるスピードで体を青い光の塊が貫いていきます。
アドレナリン全開です。
そんな興奮状態を鎮めるために4本目はスリン諸島へ。
のんびりとコーラルで癒されよう……と、ふと下を見ると
ご機嫌斜めのゴマモンガラさんがうようよじゃないですか!
テリトリーに入らないように気をつけながら、
じっくりとサンゴの下なんかを眺めると
こんなかわいいアカククリやムスジコショウダイの幼魚が!

さあ、3日目、勝負のRichelieu rock。
ハナヒゲウツボの幼魚やタイガーテールシーホースを見ながら大物を探します。
そしてフリソデエビを探し始めた時です。
お客さんが袖をばたばた……。えーと、なんすかね。
ふんふん。
マンタ……。マンタ?

おおー!マンタだー!


リチェリューはこれが怖いんですよね。小物を探していると大物が後ろに……。
いいマンタでした。

みんなに挨拶周りをしていきます。
しかし、最後には深場へ誘おうとします。
知らない人について行ってはいけませんって昔言われましたね。
ええ、ダメですよ。危ないですから。
あがったテンションをまた小物でクールダウン。
そして最後にイルカが登場してテンションアップです。

いいクルーズでした。

PROFILE
境 俊弘
Toshihiro Sakai
インストラクター歴6年、プーケットでのガイド歴4年。
「感動を与えられた海で、感動を与えられる仕事をしたい」と思い、
インストラクターに。
ダイブアジアに入って4年、プーケット周辺だけでなく
スミラン諸島&スミラン諸島のダイブクルーズを担当。
インド洋でしか見られない固有種の豊富さ、
魚影の濃さ、そして小物から大物までなんでもイケるポテンシャルの高さに
すっかりハマッているとか。
宮城県出身
DIVE ASIA
www.diveasiajapan.com
http://diveasia.exblog.jp/

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