from バリ 新しい仲間達 by 大西サトミ

なかなかボートダイブに行けないので、またハウスリーフ情報です。
5年前からここには桟橋があったのですが、
実は背が高すぎてそして水深が浅すぎてほとんど魚がついていませんでした。
去年、私がここに着任と同時に低くてもう少し深場に向けて小さな桟橋を新しく増設しました。
その結果、いろんなお魚が住みはじめています。
いろいろいるんですが・・・
ギンガメアジ・フエダイのような美味しそうな魚は残念ながら村の漁師さんに獲られてしまいます(涙)

その結果今団体で残っているのがこの子達。
まずは・・よく雑誌などでも見かけるこれ!

ツバメウオの幼魚達。


最初は一匹だけ・・・そしてもう一匹・・・また一匹・・・
今は10匹を越えるツバメウオたちが群れになって泳いでいます。
ありがたいことに天敵があまりいないせいか?
逃げません。ばらけてしまっても待っていればまた集合します。
ただ、透明度の良い朝一のダイビングでないとワイド撮影が難しいのが玉にキズ・・・。

次にちょっと変わっているところでこの子

ヒメツバメウオです。
見たことありますか?
ツバメウオと名前につくのですが
普通よく見るツバメウオ達がスダレダイ科であるのに対して
この子だけがヒメツバメウオ科になります。
(難しいかな?要は珍しいってことです:笑)
そして普通のダイビングポイントでは中々お目にかかれない。
汽水域や湾内にだけ住むお魚なんです。
私も1匹2匹を他のところで見たことありますが
ここのように数十匹が群れて泳ぐのは始めて見ました。
(コンデジなのでワイドに撮れないのが残念です:汗)
もちろん、これも早起きダイビングのご褒美なんですが。

桟橋1つでいろんなお魚が集まって来るのは本当に不思議だし
毎日観察が楽しみです。
今度は何が仲間入りするのだろう(笑)

話は変わりますが、先日リゾートがウブドになりました。。。
いや、ウブドみたくなりました。
ゲストが多い時は舞踊団を招いてバリダンスを披露します。
演奏は竹から作ったジュゴクと言われる楽器でその音と言うか振動と言うか・・
胸に響く感じはなんとも言えません。

バリダンスもまるで手と足、胴体、頭がバラバラになったように動くダンサー達
つい見入ってしまいます。

是非、一度は皆さん経験して欲しい。
ほんとに・・・すごいんだから!
PROFILE
大西サトミ 
Satomi Onishi

ガイド歴かれこれ18年。
自分にとって最高な海を探し求め、
石垣島・西表島・パラオ・マブール・デラワンと渡り歩いた。
将来を見据え2006年にバリに流れ着く。
ファンダイブよりガイドダイブが好き。
ゲストに一番いいところを見せたいのでガイド中に
カメラは絶対に持って入らないのがモットーであり信念。
GAWANA RESORT 日本語HP
http://www.satomimantarey.com
GAWANA DIARY
http://sea.ap.teacup.com/wakashorea/

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