from モルディブ ランカンでマンタの季節 by 武藤恵以子

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みなさんこんにちは。
モルディブ・北マーレ環礁・バンドスアイランドリゾート&スパからの
リポートです。
モルディブは一年中マンタが見られることで有名です。
雨期の4月から12月ごろまでは環礁の東側、
そして乾期の1月から3月ごろは、環礁の西側でマンタが見られます。
最近は、異常気象のせいか、いつからいつまでが乾期、雨期とか
はっきりしなくなっていますが、
この「マンタの出没ポイント」で
あーーそろそろ雨期なのかなーと感じます。
さて、バンドス周辺で最近あちらこちらからマンタ出現しています。
マンタポイントではない、バンドスハウスリーフやコーラルガーデン、などです。
でも、やっぱりこれからは、「ランカンリーフ」でマンタ鑑賞!です。
このポイントはバンドスからスピードドーニで20分、インド洋の外洋に面していて
マンタがいなくてもカメやマダラトビエイ、たまーーにジンベイなんかもでますが
本格的なマンタシーズンには、水深22mから12mくらいにある大きな岩が
クリーニングステーションになっていて、そこでマンタ達が4,5枚、多いときで17、8枚
ホバーリングしています。
このマンタを見るときのルールは
①クリーニングステーションの上に乗ってはいけない。
②マンタを上から、横から追いかけない
③マンタを触らない
ですが、
これさえ守っていれば、マンタたちがダイバーに近寄ってきます。
ダイバーの頭上すれすれに来たり、たまには間違えてバシッとたたかれたりもします。
みなさん、カメラのフラッシュを嫌がるのでは?とか吐いた息の泡で逃げてしまうのでは?
と思うかもしれませんけど、ぜーーんぜーーん大丈夫。
シーズン中はこのクリーニングステーションの周りに100名近いダイバーがいても
そんなのお構いなしに、ホバーリングしています。
あまりにも近づきすぎるので、カメラのファインダーに収まりきれないし、
1枚のマンタを撮影しようと夢中になっていると、自分の真上に別のマンタが
いたりと、とっても忙しくなります。
さあ! これからの季節、このランカンリーフでマンタが見られます。
初心者ダイバーのみなさんでも十分ダイビングができる簡単な
ポイントですので、是非遊びに来てくださいね。


PROFILE
武藤恵以子
Eiko Muto
1994年からモルディブでダイビングガイドとして活躍している人気ガイド。
バンドス、ビヤドゥ、クラマティ、リーティビーチ、オルベリ、ブルーシャークなど
さまざまな環礁のアイランドリゾートやサファリ船で潜る大ベテラン。
現在はバンドスに戻って、ファンダイブから英語での講習まで幅広く網羅、
日本人ダイバーのみならず、海外からのダイビング客にも好評を得ている
スキル面では厳しい一面もあるが、それもダイバー皆さんのためでもあり、
サンゴや魚にストレスを与えないという、モルディブへの愛の表れ。
実はピアニストを目指していたセレブな方でもある。東京都出身

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