from パラオ アミメトビエイに大喜び by 長野 浩

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久しぶりのアップになってしまいました。すみません。
この前ジャーマンチャネルに潜った時のことです。
エントリーしてすぐ、まだストロボのセッティングも終わってない時に現れましたねぇ〜〜。
この写真見てすぐに名前が分かる方はかなり詳しい方でしょう。
パラオでは
Ornate Eagle Ray(オルネートイーグルレイ)
と呼ばれているトビエイの仲間です。
美ら海水族館に行った時に標本が飾られているのを見て
和名がアミメトビエイだと知りました。
その時点ではまだ日本では3個体しか標本が採集されていないとも
書いてありました。
以前、名前が分からない頃パラオでは
「ダンダラトビエイ」(笑)なんて呼ばれていた時期がありましたね。
ダイビング雑誌や図鑑でもあまり写真を見ないので、
かなり珍しい魚ではないかと思います。
パラオでも毎日のように潜る我々ガイドでさえ年に数回程度の遭遇ですね。
背中の模様(わかりますか?)と
写真のようにもの凄く長い尻尾が特徴です。
この特徴ある尾部を全部入れようとするとどうしてもこういう写真になってしまうんです。
写真の個体は比較的大きい方で
体盤幅(横幅ですね)は2mほどだったでしょうか。
砂地に着底しているのを何回か見たことがあるので
泳いでなくても呼吸は出来るようです。
実はこの2日前にもタートルコーブで見てるんですけどね。
ジャーマンチャネルはマンタ狙いで入ることが多いので、
アミメトビエイが出てもゲストはあまり喜んでくれません。
一番喜んでるのはガイドですね(笑)。


PROFILE
長野浩
Hiroshi Nagano
東京都出身。1987年よりパラオ在住。
パラオを最も多く潜っているホモサピエンス。
大物一辺倒だったパラオにマクロブームを巻き起こした第一人者なので、
もちろん大物を見せるガイディングもトップクラスだが、
個人的には小物を見せるガイドが得意。
AQUA MAGIC
http://www.aquamagicpalau.com

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