【パラオ】プレッシャーの中で…… by 長野 浩
今日は何とゲスト2人オンリー。ハネムーナーです。
マンタが見たいとのリクエストの中、大きな重圧を感じつつボートはユーカクへ向かいます。
けっこう風が強くてしぶきがかかってきます。ちょっと心配…。
着いてみるとやはり透明度はいまいち。これだけ風が強いとなぁ…。
2ロックからエントリーします。弱い下げ潮。2ロックにはマンタはいません。
考えどころです。
うーん、悩みながらとりあえず15分は待ってから3ロックに向かおうと決めます。
10分経っても来ません。ヤバイ…。ハネムーンなのにぃぃ。
と、ここで潮の上側からマンタ登場!
イエ〜〜〜イ!
あー、助かったぁ。外すわけにいかないからなぁ。
そしてここから次々とマンタが登場してくれます。
一番多い時で視界に4枚×2回。
たぶん全部で7枚。小ぶりなマンタが2枚。右の頭鰭が全然ない怪我しちゃってて可哀そうなマンタが1枚。他多数。
時間が来て浮上開始の時もまだ2枚回っていて後ろ髪ひかれながらの浮上。
あー、助かった。ゲストも大喜びでした。
2本目もユーカク。1本目で十分満足して頂いたので結構余裕(笑)。
また2ロックからエントリー。またいません。
でも今度は潮が全然動いてないので、しばらく待ってすぐに3ロックへ向かいます。
が、3ロックにもいません。カスミアジがうろうろしてます。ナポレオンがやってきます。
でもマンタは…。
ここで1本目に見た頭鰭がない子が登場。真上も何回か通ってくれます。さっき見た時よりも大きく感じますねぇ。いいサイズです。
ちょうどいなくなった時にタイムアップ。浮上開始です。
3本目はリクエストのシャンデリアケーブ。
今日は誰もいなくて、しかも透明度が良くてとっても喜んで頂けました。
末長くお幸せにぃ〜〜〜〜☆
PROFILE
長野浩
Hiroshi Nagano
東京都出身。1987年よりパラオ在住。
パラオを最も多く潜っているホモサピエンス。
大物一辺倒だったパラオにマクロブームを巻き起こした第一人者なので、
もちろん大物を見せるガイディングもトップクラスだが、
個人的には小物を見せるガイドが得意。
AQUA MAGIC
http://www.aquamagicpalau.com