【レンベ】改めてマクロ天国の威力を知った09乾季 by 窪田美希

 

今日も朝からいいお天気で風も強く、ダイビング器材もしっかりと乾かすことが出来ました。

さて、4月に行いました第1弾に引き続き、第2弾を9月9日から今日まで行いました。本日、チェックアウトのお客様と一緒に帰国します。

今年の乾期は水温の低い日があまり多くなく、28度くらいが多かったようです。まだ、所々冷たい所もありますが、最近は29度の所が多くなってきました。


 

生物はミナミハナイカが大人の個体から赤ちゃん、ハッチアウトまで観察出来、アオリイカはサンゴの間に卵を産み付けていました。小さなボブテイルスクイッドもいました。
タコはミミックオクトパスをはじめワンダーパスホワイトVオクトパスココナツオクトパス、珍しいヒョウモンダコヘアリーオクトパスが見られました。

ボロカサゴの仲間は黄色、白、薄い赤紫、子供の白っぽい少し色の混ざった個体など観察されました。
ニシキフウライウオも数が多く黒、黄色、白などペアで見られるものも多かったです。

人気の高いヘアリーフロッグフィッシュは見られたり、見られなかったりしましたが3ヶ所で見られました。オオモンカエルアンコウイロカエルアンコウクマドリカエルアンコウも見られましたがサイズは大きいものが多かったです。

残念ながらゼブラバットフィッシュだけ今回は見る事が出来ませんでした。

マナド側のシラデン島では定番のキンチャクガニもここレンベではヒメキンチャクガニしか見た事がなかったのですが、いることが分かりました。

ピグミーシーホースもピンクの個体は14Mのウミウチワで引き続き見られ、デニスピグミーシーホースも23Mとちょっと深いですが2個体見られました。

例年に比べウミウシが物足りない感じがしましたが、全般的に被写体が多くお客様もデジカメのメモリーが足りなくなったり、電池が早く無くなる!!とよく耳にしました。それだけ写真を撮って頂いていると言う事はガイドにとってとても嬉しいことです。

ということで、第2弾を無事に終了し、帰国します。

PROFILE
窪田美希
Miki Kubota

レンベ カサワリ 

パラオで大物見せつつも小物に興味を持ち始め、インドネシアのマナドへ渡る。

ブナケンエリア、ラジャアンパットのクルーズそしてレンベとインドネシアの手付かずの海の素晴らしさにびっくりの毎日。
中でもレンベは何だこりゃ?という生物がそこらじゅうにいてほとんど動かなくても1ダイブ潜ってしまうほど。
空港へのお迎え以外は外へほとんど出歩かず、暇さえあれば目の前のポイントJahirで潜っている。
珍しいものから普通のものまでじっくりお客様が生物の観察ができ、写真を撮ったりするのに1年中海況も安定していて最適な環境です。
1ダイブが1時間以上、1日4ダイブ朝から晩まで潜って食べての繰り返しであっという間に1日が過ぎて行ってしまう、そんな生活です。
現在は日本とレンベを行ったり来たりの生活で、レンベにいます!
レンベの海の面白さを多くの方に伝えたいと思っています。
日本語ガイドのハニーと共に日本人のお客様に楽しんで頂けるように頑張っています。

ココティノス(メナド)
COCOTINOS
http://www.kima-manado.jp/cocotinos/index.html

カサワリ・レンベ・リゾート
KASAWALI LEMBEH RESORT
http://www.kima-manado.jp/kasawari/index.html

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