【レンベ】砂地の人気者たち by 窪田美希

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今回のテーマは「砂地」です。
レンベではTKやJahirの黒い砂地が有名ですが、そこで見られる生物についてです。
※お客様より写真を提供していただいています。青字はお客様のコメントです。

まず、この黒砂にいる有名なのは
Mimic Octopus, Lembeh

ミミックオクトパス〜 @TK III – Lembeh
追い掛け回してしまいました。いろいろな形に変わって面白いです。

とコメントを頂きましたように、ころころと表情や色が変わります。砂地では穴から頭だけを出してる姿を探しますが、ほんとに臆病なのですぐに引っ込んでしまいますからそーーーっと遠くからおびき出すようにして観察します。ミミックオクトパスを探している時はガイドより前に出ないようにお願いします。

ミミックオクトパスなどを探しているときにじっとしていると観察できる、こちら
レンベ Taylors garden eel
テイラーズガーデンイール @TK III – Lembeh
初めて見ました。黄色で豹柄のガーデンイール。

このテイラーズガーデンイール、チンアナゴやゼブラガーデンイールなどが住んでいるのですが、普段は他の被写体に目がいってしまい、気づかれないことが多いのですがさすがレンベ3回目のこのお客様視野が広がってきているようですね

レンベ イレズミミジンベニハゼ
イレズミミジンベニハゼ @Makawidey – Lembeh
ガイドのアリが興奮して死んだサンゴの塊を持って泳いできました。目がマジです。よく見てみるとこの子がくっついていました。

砂地にあるタバコの箱やお菓子の袋から顔を出しているミジンベニハゼもかわいいですが、もっとかわいいのがこのイレズミミジンベニハゼです。顔の部分にラインが入っています。レンベでもなかなかいる存在ではなく、探して見つかるものでもなく、見れたらラッキーという生物です。
なので、ガイドのアリも大興奮だったのでしょう!

レンベではこのイレズミミジンベニハゼの新種といわれている全身にラインが入ったものも見られたことがあります。イレズミミジンベニハゼの新種?!という情報からお客様に頂いた写真を見直していたらあらーーー、ここにもいた!全身にラインのあるやつが!という発見だったのですが。写真はカサワリレンベリゾートの本棚にファイルにしてありますので是非ご覧下さい。

PROFILE
窪田美希
Miki Kubota
カサワリ・レンベ

パラオで大物見せつつも小物に興味を持ち始め、インドネシアのマナドへ渡る。
ブナケンエリア、ラジャアンパットのクルーズそしてレンベとインドネシアの手付かずの海の素晴らしさにびっくりの毎日。
中でもレンベは何だこりゃ?という生物がそこらじゅうにいてほとんど動かなくても1ダイブ潜ってしまうほど。
空港へのお迎え以外は外へほとんど出歩かず、暇さえあれば目の前のポイントJahirで潜っている。
珍しいものから普通のものまでじっくりお客様が生物の観察ができ、写真を撮ったりするのに1年中海況も安定していて最適な環境です。
1ダイブが1時間以上、1日4ダイブ朝から晩まで潜って食べての繰り返しであっという間に1日が過ぎて行ってしまう、そんな生活です。
現在は日本とレンベを行ったり来たりの生活で、レンベの海の面白さを多くの方に伝えたいと思っています。
新しく入った日本語ガイドのハニーと共に日本人のお客様に楽しんで頂けるように頑張っています。

ココティノス(メナド) COCOTINOS
http://www.kima-manado.jp/cocotinos/index.html

カサワリ・レンベ・リゾート KASAWALI LEMBEH RESORT
http://www.kima-manado.jp/kasawari/index.html

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