北海道にウエットスーツで潜れるシーズン到来、透明度も20m!
伊豆に遅れる事、1ヶ月ほどでしょうか。
北海道は積丹半島の玄関口「余市豊浜」の水温が20℃に達しました!
この日を待ちわびたウェットスーツ派ダイバーの歓喜の様子です!
透視度も20mくらいまで見えるようになってきました。
「え???、北海道で・・・ウェットスーツ着て、、、ダイビングするの?」
読者の方の大半がそう思われた事でしょう。
無理もありませんね。見渡す限り氷が海面を覆い尽くす「知床流氷ダイビング」のウェブマガジンがアップされたばかりですから(笑)
例年、7月中旬頃に水温は20℃に達し、ピークとなる8月末から9月上旬には25~6℃まで上がります。
最高気温もすでに30度をうかがうレベルに達し、これからの時期は越えることもしばしば。
「日本で一番気温が高いのが北海道」という日も珍しくありません。
夏の水温が大きく上がる理由は対馬海流です。
先島・沖縄諸島を北上する「黒潮」の分流とも言える対馬海流は日本海を北上し遠く北海道にまで到達します。
この潮流に乗って本来北海道沿岸には生息していない種類の魚が夏の豊浜ダイビングで観察できます。
この写真は昨年の様子で動画から切り出したものですが、イシダイyg(幼魚)です。
このほかにもオヤビッチャ、コブダイyg、まれにミナミハコフグまで・・・
いわゆる死滅回遊魚(最近は季節来遊魚と言うのでしょうか)ですね。
そうそう、昨年は余市沖で漁の網に「ジンベエザメ」がかかってしまい、その後小樽水族館に保護されたニュースはご記憶の方も多いのではないでしょうか。
もちろん北海道の海らしいメバルの群れ、フサギンポ、コケギンポ、ウミウシ、いわしの群れなどで水中は賑やかになってきております。
どうですか?意外にも暖かい夏の北海道の海に興味がわいてきませんか?(笑)
ただし!!
北海道の夏は短いのです。今が旬の積丹のウニ漁も8月末まで。ご予約はお早めに。
※
夏の北海道を潜る、オーシャナ・スペシャルプラン
支笏湖のプランはこちらのPDFをご覧ください。
積丹半島のプランはこちらのPDFをご覧ください。