北海道にアイナメの産卵シーズン到来。宝石のように輝く卵
初雪の便りも届いた北海道より海の様子をお伝えします。
積丹半島の玄関口、余市町豊浜「ローソク岩」。
気温はすっかり一桁台に下がり雪景色の足音も迫るこの頃ですが、海の中は艶やかです。
今が旬なのは、婚姻色で見事なまでに黄金に染まったアイナメのオスが卵を守る姿。
産み付けられたばかりの卵は、薄紫色や淡いオレンジ色。
そして、ハッチアウトも近いこちらは薄緑色。
まるで輝く宝石のようにも見えます。
一見、色彩に乏しく見える北の海ですが、明かりをともせばこのとおり。
フォトダイバーたちは、なるべくストレスを与えないように気をつけながら、この珠玉の光景をカメラに収めようと水温13℃の海に今日も潜降するのでした。
一方、こちらは岩の上でじっとそのときを待つメスの姿。
もう少ししたら、輝く宝石たちを産み落とすのでしょう。
積丹半島玄関口、余市町豊浜「ローソク岩」。
寒くたって今日も元気に潜ります!
まだこの光景はしばらく楽しめそうです。
みなさんも是非お越しください!
さて、12月に入るといよいよトドダイビングのシーズン!
現地からは早くも目撃情報が入りました!
12月から2月までの期間限定ですので、ご予定はお早めに!
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昨年オーシャナが取材したトドのウェブマガジンはこちら!
トド!北海道積丹半島、幌武意 part1 かいじゅうのすむ海|ダイビングと海の総合サイト・オーシャナ