エキジット直前のウミウシ。

この記事は約2分で読めます。

ダイビング終了時、さて上がろうかと安全停止をしながら岸壁をじっと見つめてしまう習性があるのは私だけではないはず。ウミウシいないかな〜。
<ガーベラミノウミウシ>ボランティアで来ているタイのビッグブルーのユタカ君が見つけてくれました。
_MG_3163copy.JPG
昨日は大船渡市・崎浜にてボランティアダイブでしたが、ここの浜の方々も団結力が強いです。津波の後、瓦礫に覆われた湾内を毎日毎日、撤去に明け暮れておられたそうです。今でこそ瓦礫の撤去に予算が出ていますが、自分達の海を取り戻したい一心で活動してこられたそうです。夕方に浜が綺麗になったと思うと、翌朝にはまた瓦礫の海になっていたそうです。
漁師のみなさんの努力の結果、港はかなり綺麗になってきています。
私達がボランティアで入る時も温かく迎え入れてくれて、惜しみなく色んなサポートをしてくれます。
<エムラミノウミウシ>
_MG_3152copy.JPG
陸の瓦礫については目に見えて景色が変わっていくのがわかるのですが、海の中の瓦礫についてはどうでしょう?
漁師さん達が漁をしていて網にガレがかかったり、ダイバーが潜って初めて瓦礫の多さがわかります。まだまだそのまま残っているのです。
漁協で調査をして状況を報告して、それが上に伝わっていって国会で予算を組んで、それが再び各漁協に予算がおりてはじめて撤去が始まります。
誰も調査をしなければ、瓦礫はそのまま海の中だと思われます。
漁協が関わっていない海はいったいどうなるのか?
自分達で動かなければ何も始まらないと思います。
<チシオウミウシ>
_MG_3148copy.JPG
色んな生物が戻って来ていますよ!!

\メルマガ会員募集中/

週に2回、今読んで欲しいオーシャナの記事をピックアップしてお届けします♪
メールアドレスを入力して簡単登録はこちらから↓↓

writer
PROFILE

																								
FOLLOW