快挙!フリーダイビング日本代表・岡本美鈴、世界選手権で銀メダル獲得
2013年9月15~22日、ギリシャにて開催されたフリーダイビング世界選手権で(海洋・個人戦)、岡本美鈴選手が86mを記録し、銀メダルを獲得しました。
2003年、ほとんど泳げない状態から始めたフリーダイビングの世界で、2011年の個人戦・銅メダル、2012年の団体戦・金メダルに続き、わずか10年で世界2位の銀メダルの獲得。
個人戦での銀メダル獲得は男女含めて日本人初の快挙となりました。
疲れのためか本調子でなかったとのことですが、「2011年の個人戦・銅メダル(3位)を、銀メダル(2位)に格上げする事ができました。何とか日本の意地を貫きました。応援者・支援者の方々に感謝致します、ありがとうございました!」とエースの意地を見せてくれました。
エースの美鈴さんを筆頭に快進撃の続く日本代表チーム。
今後のますますの活躍と欧州では人気でも、日本ではまだまだマイナーな競技フリーダイビングの盛り上がりに注目です!
■開催大会=AIDA World Championship 2013
(フリーダイビング世界選手権・海洋・個人戦)
■主催 Freediving Club Greece
■公認 AIDA (アプネア国際振興協会)
■期間 2013年9月15~22日
■場所 ギリシャ・Kalamata
■参加国 32ヵ国(各国代表選手・計143名)
■種目 CWT(無酸素・足フィン有りで海中深度を競う)
■記録 深度86m:銀メダル(世界2位)
AIDAサイト:http://www.aidainternational.org/
大会サイト:http://www.aidaworldchampionships.com/
岡本(旧姓:平井)美鈴プロフィール
1973年1月30日・東京生まれ
身長158cm、体重50kg、血液型O型
東京フリーダイビング倶楽部
公式サイト: http://mimidive.com/
公式ブログ: http://blog.mimidive.com/
Facebook : https://www.facebook.com/mimi.hirai
ほとんどカナヅチの状態からイルカと一緒に泳ぐ事を夢見て、2003年よりフリーダイビング競技を開始。
競技歴10年で日本女子No.1の座に君臨し、2010年世界大会・団体戦で金メダルを初獲得。
3種目では世界ランキング3位(2011年8月)。
地下鉄サリン事件遭遇、卵巣腫瘍摘出という2度の生命の危機に遭った事で、潜水から浮上した際の生命の実感=生きる喜びを確認したいという想いが、フリーダイビングを極める理由の1つ。
平井にとってフリーダイビングは、単なる競技ではなく、偉大な自然(海)との一体化を求める精神世界。
世界一を狙える競技センスと親交的なキャラクター、そして海洋保全活動等によってメディア出演多数。
キャッチフレーズは「海を敬愛するリアル・マーメイド」。
趣味は灯台巡り。