動画でトライ!パプアニューギニアの肝の座ったチンアナゴに360度囲まれる!?
こんにちは!
オーシャナ営業部のすいかです。
はじめてのパプアニューギニア。
どこまでも広がるサンゴの森、美しいパープルビューティなどを楽しみに取材に向かいました。
だがしかし・・・私がパプアニューギニアで一番興奮したのは、まさかのチンアナゴ!
レストフのチンアナゴは
あまり引っ込まない!?
水族館でも人気のチンアナゴ。
独特の動きとつぶらな瞳にやられるファンも多いのだろう。
ただ、このチンアナゴ、ダイビングで出会っても近づくとすぐに穴に引っ込んでしまい、そのまましばらく出てこない。
そのため、野生のチンアナゴの可愛い動きをゆっくり観察できたことはなかった。
パプアニューギニア、キンベにて2本のボートダイビングを終え、無人島レストフで休憩していた時のこと。
「レストフのチンアナゴはあまり引っ込まないんですよ~」とワリンディリゾートのケイコさんがつぶやく。
え、私の古いコンデジでも撮れるかも!?
と期待と淡い期待を胸に潜ってきました!
いざ、チンアナゴ撮影のために水中へ!
期待とは裏腹に、ファーストトライでは引っ込む
興奮を抑えつつ、引っ込まないと事前に聞いていたとはいえ、慎重に近づく。
おお?…いいぞ…いいぞ…と距離を詰めていく。
撮れるかなという位置まで来るか来ないかのところまできた。
よし、撮るぞ!
いやーそれにしても全然引っ込まな…
引っ込んだー!!!
なんだ、引っ込むじゃないか……とがっかりして振り返ると、さっき引っ込んだばかりのチンアナゴがもう顔を出している。
顔どころかがっつり10センチくらいでている。
なるほど、引っ込むけどすぐに出てくるのか。
これは確かに今まで見たチンアナゴよりも肝が座っている。
ーー近付いて撮れないなら離れて撮ってやろう
そして天からヒラメキが。
離れれば出てくる、ということはカメラだけ置いておけば撮れるのでは!?
ということで、コンデジで撮るのは諦め、チンアナゴがなるべく密集しているところを探し、360度動画が撮れるTHETAをその真ん中に立てた。
立てたら1分くらい離れて取りに戻り、別の密集地を探して立てる。
これを3回繰り返した。
THETAは水中では撮った映像を確認出来なかったため、一体どんな映像が撮れているのか、不安と期待半々に海から上がってきた。
そして撮れたのがこの映像。
※スマートフォンから360度動画をご覧いただく場合は、Youtubeのアプリでご覧ください。(動画タイトルをクリックするとYoutubeのアプリで開けます)
ちゃんとチンアナゴ出てきてる!!
VRゴーグル着用推奨します。
360度チンアナゴに囲まれることってなかなかないんじゃないでしょうか。
ニョキニョキ出てきて元気に動いています。
チンアナゴの歌をBGMにして観たい…。笑
チンアナゴだけじゃない
パプアニューギニアの海
チンアナゴのことばかり語りましたが、レストフはチンアナゴエリアを過ぎると人間より大きなキャベツコーラルやウミウチワが広がっていたり、島の周りに小さな生きものたちが生息していたりと、バリエーションのあるポイント。
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キャベツコーラルとウミウチワがダイナミック。浅場では木の根が見られる。
レストフは、実際に一度潜るともう一回潜りたい!という人がとても多いそう。
THETAでは捉えきれなかったが、実はマクロ好きにもたまらないポイントだ。
マクロよりもワイド派のカメラマン、関戸紀倫さんも思わず途中でマクロに切り替えるほど。
その他潜らせてもらったポイントでは生き生きとしたサンゴが広がっているポイントが多く、特にオットーリーフのテーブルサンゴは一つ一つは小さいながらもその数に圧倒された。
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小さなテーブルサンゴが延々と続き、ドロップオフも迫力がある。
ブラッドフォードにはバラクーダが群れており、このバラクーダ達も肝が座っている。
なかなか逃げないのでうまくいけばバラクーダトルネードに囲まれることもできるかもしれない。
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また、ゼロ戦ポイントにも潜ってみてほしい。
ここまで綺麗に残っているゼロ戦は珍しいのでは。
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今回潜ったのはパプアニューギニアのキンベという場所だったが、パプアニューギニアにはラバウルやマダンなど他にもダイビングが出来る場所がいくつもある。
次は違うエリアでも潜りたいっ!
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広大なパーム椰子のプランテーション農場が続く海沿いのジャングルの中にある静かなリゾート。日本人スタッフがいるダイビングサービスがあり、フェブリナ号や2019年に新しく就航するキンべ湾近郊を巡るダイビングクルーズ船も人気を集めている。世界的有名なメディアのカメラマンも通う「秘境」ポイントが揃うエリアだ。キンべボミー、ブラットフォードなどは、一度は潜ってほしい。
■取材協力
パプアニューギニア政府観光局
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