廃棄タイヤをビーサンに!「ECOALF タイヤビーチサンダル」
ビーチへのお出かけや、ご近所でのちょっとしたお買い物に便利なビーチサンダル。
海に流されてしまったり、意外とすぐに履きつぶしてしまうなど、ワンシーズンで買い換える人も多いのでは?
サステナブルな生活を心がけるのであれば、「良いものをなるべく長く使う」ということを心がけて行きたいところ。
ヨーロッパ発のサステナブルファッションブランド「ECOALF(エコアルフ)」では、廃棄タイヤをリサイクルして作られた「ECOALF ビーチサンダル」を取り扱っている。
タイヤ素材ならではの耐朽性&カラバリ豊富なラインナップで「毎年履きたいビーチサンダル」が見つけられそう。
Text:Nodoka Sekido
■300種類以上のリサイクル生地を扱うファッションブランド、ECOALF(エコアルフ)
「ECOALF」は、すべてのアイテムを再生素材や環境負荷の低い天然素材のみで製造、販売するスペイン生まれのサステナブルファッションブランド。
ファッション産業が世界の天然資源を大量に使い続ける中で、ペットボトル、タイヤ、漁網などを独自の技術でリサイクルしてこれまで300種類以上もの生地を開発し、新たなコレクションをつくり出している。
また、海洋ゴミを回収・分別・再生し、製品としての新たな命を与えるプロジェクト「UPCYCLING THE OCEANS(UTO)(アップサイクリング ジ オーシャンズ)」を推進するなど、“地球環境を守るために服をつくる”という新しい発想のエコサイクル型ファッションブランドとして注目を集めている。
■廃棄タイヤのリサイクルについて
本プロダクトの原料となっているタイヤの廃棄には高いコストがかかるため、埋め立てられるか、投棄され海底に沈められることも多く、環境問題の課題の一つとされている。さらに廃棄されるタイヤは金属などの不純物が多く含まれている為、分別が難しくリサイクルが困難とされているが、ECOALF社はそれらの不純物を取り除く技術を2年かけて開発。
不純物を取り除いた原料を粉末にしたのち、圧着剤を使わずに熱で加工しビーチサンダルの素材として再生利用する事が可能となった。
■耐久性&歩きやすさが人気!「ECOALF タイヤビーチサンダル」
研究開発を重ね、再生が難しいといわれるラバー素材の廃棄タイヤを、実用的でファッショナブルなサンダルに生まれ変わらせたECOALFのタイヤビーチサンダル。
「環境保全」と「サマースタイルを楽しむこと」を目的につくられ、カラフルな11色を展開。
ビーチサンダルを履いていると「薄すぎる」「軽すぎる」などの理由で歩きにくい、足が疲れやすいなどの悩みもあるが、本プロダクトはタイヤからつくっているため耐久性があり、軽すぎず適度な重みで履きやすい。
また、リサイクルのイメージを覆すべく、微粒子にした段階でバニラエッセンスの香りを加えているのも特筆すべき点。
コンパクトな箱付きのため夏のプレゼントにも最適。
箱にはブランドメッセージ “Because there is no planet B”(第2の地球はないのだから)“が書かれており、環境保全を伝えている。
■販売店舗
「ECOALF」 公式サイト:https://ecoalf.jp/
公式オンラインストア「サンヨー・アイストア」:http://sanyo-i.jp/
ECOALF 渋谷
ECOALF
二子玉川
ECOALF
ギンザ・タイムレス・エイト(※2020年8月31まで)
ECOALF「湘南T-SITE」ポップアップストア(9月6まで開催中)
分かっているようでできていない「環境に優しいものを、なるべく長く使う」という選択。
モノが溢れている今だからこそ、本当に価値のある商品選びをしていきたい。