オーシャナ編集部・セリーナと行く!「“水の島”屋久島ツアー!海・川・山の繋がりを体感!」。9月、10月、11月に開催!
「御蔵島ドルフィンスイム&三宅島ダイビングツアー」に続く、オーシャナ編集部・セリーナと行くシリーズ第2弾は、世界自然遺産にも登録されている屋久島です!
屋久島の自然といえば、一般的には山のイメージが強いのではないでしょうか?でも実は、「ひと月に35日雨が降る」と比喩されるほど屋久島は降水量が多いという背景から、「水の島」と言われています。海の水が蒸発し雲となり、雨が山に降り注ぐ。その雨は、川を伝って、再び海へと流れ込んでいく。まさに海・川・山が繋がることで、水の循環を生み出しているのです。そんな屋久島でなぜオーシャナが屋久島でツアーをするの?どんな内容なの?本文で詳しくご紹介していきます!
オーシャナと屋久島との繋がり
オーシャナ編集部のセリーナは、2022年10月から2024年3月まで年間を通じて、屋久島を訪問してきました。その訪問回数は11回。日数にすると52日間になります。なぜこんなに屋久島に訪問してきたのか?それは、屋久島町にふるさと納税で集まった寄付金を用いて、水の循環の起源である海から環境保全することを目的とした海底・海岸清掃プロジェクトを行ってきたからです。屋久島の海は、日本で唯一海域がユネスコエコパーク(※)に登録されていて、魚種日本一(※)になったことがあるほど豊か。一方で昨今は、人間の経済活動による海の環境汚染が叫ばれていますが、例外なくこの屋久島の海にも脅威が存在しています。
※ユネスコエコパーク:豊かな生態系を有し、地域の自然資源を活用した持続可能な経済活動を進めるモデル地域。自然保護と地域の人々の生活とが両立した持続的な発展を目指すもので、2022年6月現在134か国738地域、うち国内は10地域が認定されている。
※全国一斉にダイバーが海に潜り、カメラで確認した魚の種類の数を競うコンテスト「フォトデゥポアソン」(日本水中活動協会、水中映像委員会主催)で、過去3年連続日本一になった実績がある
今まで環境保全に関する行政の予算は山や森の保全を目的としたものが多く、海の環境保全にはなかなか取り組めていない状況でした。しかし、ふるさと納税の寄付金で2022年より、屋久島スキューバダイビング事業者組合に所属するプロのダイバーを中心に海底・海岸清掃活動が実現。オーシャナはこの企画・運営に携わってきました。
その中で地元のダイビング事業者の皆さんから環境保全に対する課題や海に対する想いを聞き、海へのアクションの必要性を強く感じたと同時に水を切り口にしてまだあまり知られていない屋久島の素晴らしさや美しさを多くの人に伝えたい!、と思うようになりました。そういった経緯があり、今回「“水の島”屋久島ツアー!海・川・山の繋がりを体感!」と題した、ツアーを企画したわけです。
オーシャナが提供したいもの
1、人生が少し豊かになったり、行動を変えるきっかけ
屋久島の海がなぜ豊かなのか?、水が循環しているとはどういう意味なのか?、島に存在する海への脅威とは? この答えを海(ダイビング)・川(カヤック)・山(トレッキング)それぞれのアクティビティと視点を通じて見つけにいきます。2泊3日のツアーで、山だけではない“「水の島」屋久島”の水資源の美しさはもちろん、環境保全の観点から水の循環の起源である海に目を向ける意義を感じていただき、ツアー後の人生が少し豊かになったり、行動を変えるきっかけになれば、と思っています。
2、屋久島の自然に関する学び
現地のアクティビティガイドは、海底・海岸清掃プロジェクトにも協力いただいている、オーシャナが信頼を寄せる現地の海・川・山のガイドさんたち(※)。それぞれの分野において、豊富な専門知識を持っているので、学び多き旅になること間違いなし。
※日程によって、依頼するガイドさんは異なる可能性があります
3、セリーナの屋久島Tips
移動中もセリーナが屋久島のことを語ります!フリータイムや夜のお食事も、セリーナおすすめのぜひここに行ってほしい!という場所にお連れします!
4、アフターサポート
本ツアー以降に、再び屋久島旅行を検討される方にはアフターサポートとして、おすすめの場所などご紹介します。
5、屋久島の思い出
ツアー中の写真をたくさん撮影して、無料プレゼントします。
屋久島の海とダイビングの魅力
写真:「屋久島 ~世界遺産の森の栄養と、黒潮の恵みによって育まれる生物多様性の海~」より
屋久島は水が循環しているだけでなく、赤道付近から流れる黒潮もぶつかる場所。このふたつの要素が相まって、過去には、全国一斉にダイバーが海に潜り、カメラで確認した魚の種類の数を競うコンテスト「フォトデゥポアソン」(日本水中活動協会、水中映像委員会主催)で、過去3年連続日本一にもなったほど。
本ツアーの行程に含まれているスクーバダイビングは、一湊という屋久島の北に位置するでエリアでの実施を予定しています。現地ダイビングガイドさんと楽しみましょう!時間があれば、海水浴場でのんびりビーチも満喫♪
▶︎「海の屋久島」特設サイト
屋久島の川とカヤックの魅力
屋久島の山に降り注いだ雨は、140あるともいわれる川を伝って海へと流れていきます。島中を流れる清らかな川は島民にとっても身近な存在で、夏は川で泳ぐことも多いそう。
川の中でも最も長いのが、屋久島の東に位置する安房川。本ツアーの行程に含まれているリバーカヤックもこの安房川での実施を予定しています。安房川は照葉樹林の森に囲まれた美しい渓谷になっており、都会の喧騒とは対照的な自然の静寂に包まれます。流れも穏やかなので、カヤック初心者でも安心。のんびりと癒されながら、現地のリバーカヤックガイドさんと水面を進んでいきましょう。
屋久島の山とトレッキングの魅力
屋久島には、九州最高峰の宮之浦岳(1,936m)を筆頭に、標高1,000mを超える山々が39以上あります。また、世界自然遺産エリアに自生する縄文杉も有名。推定樹齢2,000〜7,200年ともいわれる屋久島最大の屋久杉です。
本ツアーのテーマでもある“水の循環を感じる”という観点から、屋久島の山々の中でも特に美しい場所のひとつである「白谷雲水峡」とさらにその頂上にある「太鼓岩」を目指します。白谷雲水峡は青々とした苔が岩肌を覆っており、まさに豊かな水が育む屋久島ならではの幻想的な雰囲気。現地トレッキングガイドさんに“屋久島の水の循環”の話を聞きながら、さらにしばらく進むと、花崗岩の巨石「太鼓岩」に到着!そこには登山の疲れ一瞬で吹き飛ぶパノラマの爽快な絶景が広がっています!
ツアー詳細
■日程
①2024年9月6日(金)〜9月8日(日)
②2024年10月9日(水)〜10月11日(金)
③2024年11月7日(木)〜11月9日(土)
■こんな方におすすめ
・自然が好きで屋久島に行ってみたいと思っていた方
・ダイビングもしたいし、せっかく屋久島に来たからには川も山も楽しみたい!という方
■スケジュール(2泊3日)
1日目
・指定時刻までに屋久島集合(現地発着ツアーとなります。)
・PM:スクーバダイビング2ボート、もしくは体験ダイビングorスキンダイビング(一湊)
・夕方:宿チェックイン(宮之浦周辺)
・宿泊
2日目
・AM:リバーカヤック(安房川予定)
・PM:フリータイム
・宿泊
3日目
・AM/PM:トレッキング(白谷雲水峡・太鼓岩)
・トレッキング後:フリータイム
・夜:屋久島発(現地発着ツアーとなります)
■旅行代金
お一人様:120,000(税込)
■旅行代金に含まれるもの
・宿泊代金
・アクティビティ費
・現地レンタカー代
■旅行代金に含まれないもの
・航空券(※)
・スクーバダイビング追加費
・スクーバダイビング器材送料や器材レンタル費
・白谷雲水峡と太鼓岩トレッキング時の森林整備の協力金(500円)
・白谷雲水峡と太鼓岩トレッキング時のレンタルトレッキングシューズ費
・朝食、昼食、夕食代
※ご希望により航空券のお手配もいたします
■最低催行人数
3名
■取消料
イ) 旅行開始日の前日からさかのぼって20~8日前の取消:旅行代金の20%
ロ)旅行開始日の前日からさかのぼって7~2日前の取消:旅行代金の30%
ハ)旅行開始日の前日の取消:旅行代金の40%
二)旅行開始日当日の取消:旅行代金の50%
ホ)旅行開始後の取消:旅行代金の100%
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■募集・企画元
ヒットツアーズ/株式会社エイチアイティ
東京都知事登録 第2種旅行業6316号
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-10-1マリア千駄ヶ谷ビル1階
TEL:03-5413-4701
担当者携帯:090-1465-2491
屋久島基本情報
鹿児島市の南方約135kmに位置する、周囲約132km、面積約504k㎡の島。ほぼ円形の島には九州最高峰の宮之浦岳(1,936m)を筆頭に、標高1,000m以上の山々が連なる。その標高差により、山頂には冷温帯、海岸線には亜熱帯の植生が見られ、さらに年間降水量が山地では8,000mmを超える多雨環境に適した渓流植物や着生植物を含む特殊な生態系を有している。
オーシャナ編集部・セリーナ Profile
今回のツアーに同行させていただく私の自己紹介を改めてさせていただきます。私はオランダと日本のハーフですが、生まれも育ちもずっと日本です。英語はカタコトで、たまに日本語もカタコトになります(笑)。一番の特技は水泳で、0歳~22歳まで水泳に没頭し、全国大会優勝や国際大会出場した経験も。
水泳の選手を22歳で引退したのと同時に、同じ“水”に入るアクティビティであるスキューバダイビングをはじめ、海を潜る楽しさに目覚めました。そして25歳で、一息で泳げる距離や深度を競う競技「フリーダイビング」をはじめ、翌年幸運にも日本代表に選ばれ世界選手権に出場。水泳やフリーダイビングのスキルを活かすべく編集部の仕事以外にも、奄美大島でのホエールスイムガイド、スキンダイビングレッスン、各地でのマリンアクティビティツアーを行っています。
▶︎セリーナInstagram