西表ブランドのダイビングスポット、オガン潜入!

Iriomote Island / 西表島

ダイバー憧れの海・オガンを潜りまくり、その魅力に迫る!

Photo&Text
越智 隆治
Special Thanks
ダイビングチームうなりざき西表
Design
PanariDesign
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Iriomote Island / 西表島

ダイバー憧れの海・オガンを潜りまくり、その魅力に迫る!

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狙いは、カスミアジの群れ

ほぼ定番のマグロの隊列、偶然の大物との遭遇と違い、この3の根でダイバーたちが熱望するのがカスミアジの群れとの遭遇だ。
おそらく産卵のためだと考えられるが、新月周りには、このカスミアジの群れの規模が拡大するという。

西表島オガン特集

「今回の狙いはこのカスミアジの群れ」

しかし、その群れに遭遇するのは、なかなか至難の技でもあるようだ。
「確率にして、3割程度」の遭遇。
それだけに、オガン好きのダイバーにとって、この群れに遭遇することは一つのステイタスでもある。
そのカスミアジの群れにも、今回は運良く遭遇することができた。

通常のダイビングスタイルでは多分遭遇はできなかったかもしれない。
しかし、ガイドの森脇君の感と経験、そのおかげで今回このカスミアジの群れとの遭遇を3回も経験させてもらった。
3の根ダイビング7本中3本の遭遇だから、これは相当ラッキーなのかもしれない。

西表島オガンのカスミアジの群れ

しかし、特に2度目の遭遇では、本当にまるで壁のようにカスミアジが海中を埋め尽くしていた。
その数、1000匹は下らないだろうという数。
ある程度距離を詰めると、タイミングを見計らって、森脇君が激しくペットボトルを叩きまくる。
その一瞬の間、カスミアジたちはこちらに向かってきて、僕たちを取り囲んだかと思うと、泳ぎ去って行った。
追跡を続けると、そこにマグロの群れ、ツムブリの群れ、そしてバラクーダの群れがコラボしてきたのが見えた。

「撮りたい!」
そう思って再度のアプローチを試みたが撮影はかなわなかった。
それでも、これほどのカスミアジの壁を見た事は、過去に無かった。
興奮と感動の一瞬だった。

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