八丈島

Hachijyo / 八丈島
ウィークエンド・ダイビング最強説

Hachijyo / 八丈島
ウィークエンド・ダイビング最強説
- Photo
- 関戸紀倫
- Text
- 寺山英樹
- Special Thanks
- 東海汽船
- Sponsored
- アラベスク
- Design
- PanariDesign
火山が創る奇岩アートを体感!

今回お世話になったボート「つる丸」。船体に大きく“海は恋人”と書かれ、かわいいペイントも。イルカやクマノミは定番だが、イロブダイyg.がペイントされているところがダイバー心をくすぐる
「ボートいらずのスーパービーチ」と紹介しておいてなんだが、今回ガイドをしていただいた「アラベスク」の小金沢昌博さんいわく、「八丈富士と三原山という2つの火山を有する八丈島らしい、溶岩島が形成するダイナミックな地形を体感するには、やっぱりボートポイントがオススメです」。ということで、島唯一のボートダイビング専門店「八丈島ダイビング スズミ」の“つる丸”に乗船し、ボートポイントへ。

それぞれのイスから、くもり止めをすすぐ水が出てくる。ちょっとした小技が便利
小金沢さんオススメの八丈小島は海況の都合で潜れなかったが(次回のお楽しみ)、島の東側イチオシのボートポイント「イデサリ」へエントリー。
八丈ブルーの眼下に、いきなり奇妙な形状の根が見える。北へ伸びた背が、西へ鋭角に曲がり……複雑な形状を確かめるべく潜降して見上げると、アーチになりつつ横にはトンネルが……。何とも表現しづらいこの複雑な地形は、土の上に溶岩が流れ込み、年月と波が土だけ削りとってできたともいわれている。
このような迫力ある奇岩アートを体感できるのは、やはりボートポイントなのだ。

エキジットする際はフロートを上げてピックアップしてもらうスタイル
八丈ブルー×火山アート
ジオグラフィックな海で地球を感じる!

「イデサリ」の奇岩アート