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秘境・隠岐の絶景ベスト5 〜隠岐アフターダイブ案内02〜閲覧無制限

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島根県沖に浮かぶ隠岐諸島。海の透明度はバツグン、日本海側の穴場ダイビングスポットです。

ユネスコ世界ジオパークにも登録された自然豊かな離島には、海中以外にもみどころが満載。「ここ、日本?」と思わずつぶやいてしまいそうな、唯一無二の絶景・珍景に出会えます。

夕陽が奇岩に火を灯すパワースポット「ローソク島」

火山活動によって形成された隠岐は、不思議な形をした岩が島の周りを囲っています。
特に島後の北側にあるローソク島は人気の絶景スポット。

海岸より少し沖に出たところにぽつんと、細長い岩が立っていますが、そのてっぺんはさらに細く削れていてまるでローソクのよう。
夕方、低く落ちてきた夕日をバックにこの岩を見ると、ちょうど先端に夕日がかかるのです。

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訪れた日は少し雲があり、写真では光が広がっていますが、晴れた日には太陽が本当の炎のように見えるそうです。

展望台からは、夕日が島にかかる様子が見られないので、島のすぐ近くまで行ける遊覧船がおすすめ。
周遊しながら、ベストなアングルを狙ってくれます。

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縄文杉よりスゴい!? 樹齢800年の巨木「岩倉の乳房杉」

こちらも同じ島後ですが、内陸のひっそりとした森の中。
町の中心部からは車で45分ほどの山奥にたたずむ巨木があります。

乳房杉と書いて「ちちすぎ」。
樹齢は約800年、高さは30m、幹囲は11mもあります。
幹は15本に分岐しており、その分岐した部分から垂れ下がった、下垂根(かすいこん)と呼ばれるこぶが、女性の乳房に見えることからこの名前がつきました。

こんなこぶのある杉は日本中探してもなかなかありません。

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山道とはいえ、舗装された道路のすぐ脇にこんなに立派な木があるとは驚きです。
隠岐のパワースポット、ナンバーワンといえるでしょう。

火山島ならではの迫力ある海岸線を一望!

二番目に大きな西ノ島にあり、隠岐を訪れる人の大半が訪れる名勝が国賀海岸。
海岸といっても、浜だけでなく、崖もある海岸です。

崖の上には徒歩60分のトレッキングコースが整備されており、牛や馬が放牧されています。
切り立つ崖と、その先に大海原のある景色は絶景です。

特に圧巻なのは、遊歩道から見る「通天橋」。
海に大きくせり出した岩が波の浸食によってアーチ状になったもので、幾重にも重なった地層をはっきりと確認できます。

地層がカラフルなのも、他では見られないポイントですね。

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国賀海岸といえば、日本国内でも有数の落差を誇る「摩天崖」も圧巻です。
ナイフで垂直に切り取ったかのような絶壁で、海抜257m。

トレッキングコースではこの上を歩いて通れますが、少し離れたところにある赤尾展望所からの眺めも見事。
摩天崖や通天橋も含め、国賀海岸の全景が見渡せます。

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イカの大群がイタズラのお詫びにやってくる!?

西ノ島には、一風変わった伝説のある神社があります。
波穏やかな湾に面して立つのが、「イカ寄せ伝説」が残る由良比女(ゆらひめ)神社。

神社の祭神である由良比女命(ゆらひめのみこと)が桶に乗り海を渡っているとき、一匹のイカがやってきて由良比女命の手や足に噛み付いたのだとか。
そのお詫びとして、以後、神社前の湾にイカの大群が押し寄せるようになったと伝えられています。

実際、今でも毎年イカの大群が押し寄せ、手づかみで漁ができることも。
それくらい大量のイカが押し寄せることから、神社前の浜は「イカ寄せの浜」と呼ばれるようになりました。

ただし、近年になって沖に定置網が置かれたことで、押し寄せるイカの数は昔ほどではなくなったそうです。

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神社周辺や境内を散策してみると、伝説にちなんだオブジェや装飾が多数あります。灯籠や本堂のあしらいにも、イカがあちこちに。

余談ですが、夜中に偶然イカの大群に遭遇し、一夜にして大儲けした人もいたとのこと。夢のある話ですね。

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大海原とのコントラストが見事な「赤壁」

有人四島のうち、一番小さな島・知夫里島にも、絶景スポットあり。

このあたりの火砕岩は風化の度合いにより、赤・黄・紫など、鮮やかな色に変化するとか。自然のものとは思えない、強烈なコントラストに驚かされます。

横ではなく、縦や斜めに地層の重なりが確認できるというのも珍しいですね。

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遠いようで意外と近い、絶海の孤島・隠岐。ダイビング以外にも、自然の絶景やちょっと変わった伝説の地まで、魅力はつきません。

島ごとの個性もそれぞれ。数日滞在して、じっくり楽しむのがオススメです。

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文・構成:南雲恵里香[風来堂

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