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サイドマウントのことはもちろん、プロとしてのスキルアップも学べた!? ~SDI TDI サイドマウントワークショップ・レポート~閲覧無制限

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行ってきたレポ
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2016年スタートした、テクニカルダイビング・インターナショナルの日本ブランチ、SDI TDI ERDI

レクリエーショナルダイビングを指導するSDI。
テクニカルダイビングを指導するTDI。
そして、救難救助ダイビングの指導団体ERDIという3つのブランドを所有する、ハイクオリティかつフレキシブルなダイビング教育&トレーニング機関だ。

テクニカルダイビングのための特別なトレーニング教材と教育を提供するだけでなく、エントリーレベルのいわゆるレジャーダイビングのダイバーの認定までカバーする新しい団体として注目をされている。

そんな、TDI SDI主催で、今、日本でも注目されつつあるサイドマウントダイビングについて、プロダイバー向けのワークショップが開催された。

参加したくてもできなかった方も多かったようで、「どんな内容なの?」との声を受け、ワークショップの内容と参加者の声をお届けします。

どんな内容? 
ワークショップ・レポート

講師は、TDIトレーニング部長で、サイドマウントダイビングのメッカであるメキシコ・セノーテで実際のサイドマウントダイビング活動を行う田原浩一氏。

ゲストは、東は東京、西は神戸、北は岐阜、南は和歌山など各地から、活躍中のプロダイバーたちが総勢20名が集結した。

■午前:サイドマウントのレクチャー

まずはサイドマウントダイビングがどのようにして始まったのか。
サイドマウントの特徴、オーシャンでサイドマウントを行う注意点、また日本でオーシャンサイドマウントを行う人たちが見過ごしている危険性とそこに対応するための必要なスキルなどについてのレクチャー。

レクチャーする田原氏

レクチャーする田原氏

特にこれまでのバックマウント器材とはレスキュー手順がまったく異なり、現在そのようなレスキューマニュアルがないことも懸念。
これからSDI TDIサイドマウントダイバーコースとインストラクターコースでは、最適なレスキュー方法の実践もカリキュラムに含めていく予定とのこと。

そして、実際、サイドマウント器材を使用してみての考察。

X-Deepのデビットさんも壇上に上がり、器材説明。

X-Deepのデビットさんも壇上に上がり、器材説明。

■ランチタイム

事務局のBBQテラスにて、forthelement/Xdeep JAPANのデビッド・グラハムさんの激ウマ、グラハムバーガーを食べながら、楽しいひと時。
テックダイビングというとシビアなイメージもあるが、このアットホームなかんじが、SDI TDI らしい雰囲気だ。

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■午後:デモンストレーション@プール

サイドマウントの装着手順、スイミングテクニック、中性浮力、トリムなどの基礎スキル、エア切れの対応のSドリルやエア漏れ対応のVドリル、さらにサイドマウントの際のレスキュー手順まで、デモンストレーションが盛りだくさん。

知識に続いて、実際に本場メキシコセノーテでのサイドマウントテクニックを見ることで、サイドマウントの正しいイメージが伝わっただろう。

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ちなみに、編集長・寺山が参加した時のレポートはこちら。

■懇親会

夜は名古屋の繁華街・栄にて懇親会。
店長さんがダイバーの「囲み屋」で、名古屋飯グルメを楽しみながら大盛り上がり。

forthelementによる協賛でウエットスーツがプレゼント!
さらに、村上商事からは、ハンモック!!

サプライズじゃんけん大会で、ゲストは大満足の様子でした。

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参加者の声

※協力:Seven Seas Planet

「田原さんから盗むものは盛りだくさんでした!」

僕の今回の目的は、サイドマウントを学ぶというよりも、サイドマウントのスキルをレジャーのバックマウントに活かせないか。
もし、活かせるものがあるのならば、それを田原さんから盗んでやろう! と目論んでいました。

自分自身サイドマウントは経験していたけど、2系統独立の安全性等は魅力的なものの、configuration(装備)の煩わしさや講習内容の複雑さから考えて、ケーブもやらないし、うちのお客さん層には無理やなぁ、という結論でした。

ただ、今回のワークショップは、オーシャンでの使用も考えてという内容だったので興味が湧きました。

結果から言うと、オーシャンでの使用はデメリットが多く、そのデメリットも納得のできるもので、その対策としての説明もきちんとされてはいたけど、そこまでして海で使わんでも……と思いました。

やはり、ケーブに行くことを前提として、練習のためにという使い方がベストなのかなと。

では、田原さんから盗むものはあったんか? これが山盛りありました。

例えば、自分も通常のダイビングで予備のパーツを水中に持っていきますが、その優れた収納のやり方は目からウロコでした。

また、新しいマーカーブイの使い方、ブレイクアウトなど熱心にメモを取り、後から確認したらレポート提出かと言わんばかりの4000字にもなっていました。

さっそく今年の夏から使うぞ!

でも、自分の探求心はまだまだ燃えております。
もっと田原さんからお宝をゲットしていかねばと思った一日でした。

じっくりと時間をかけて、丁寧にサイドマウントについて説明をしてくれた田原さん、昼時に巨大なクーラーボックスを持ち込み全員分のグラハムバーガーを手際よく作ってくれたフォースエレメントのグラハムさん、そしてこのワークショップを成功させるために奔走してくれたSDI.TDI.ERDIJapan代表の加藤さん本当にありがとうございました。

「プロとして知らない技術を知りたい!」

今回、サイドマウンドをしたことのない私としては、プロとして知らない技術を知りたい!
と思い、参加させていただきました。

田原さんのお話は、サイドマウントがケーブだけではなく、オーシャンで使用する場合という前提でした。

サイドマウンドを、ケーブではなくオーシャンで使うという意味があるのかなぁ?と思いましたが、ケーブでもオーシャンでも通じる準備の大切さやバディチェック、またインストラクターの技術の高さが求められることを痛感しました。

特に中性浮力とトリムの違いについて、また、あおり足のスキルには拍手喝采でした!
田原さんのスキルを見せていただいた瞬間に、思い知らされました。

プロとして講習をする上では当然ですが、知っていても、細かいところまで分かりやすいように教えてあげられるようにならないと意味がない!

サイドマウンドはまだまだ分からないことだらけですが、若い世代にもどんどん広げていきたいと思います。

まずは私が今月サイドマウントデビューしますっ!!

田原さん、加藤さんありがとうございました!!

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