混ぜるな危険!? 深海生物で出汁をとった「深海汁」を飲んでみた

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サンシャイン水族館で開催中の深海生物をテーマにしたイベント「ゾクゾク深海生物」において、深海生物で出汁をとった深海汁(300円)が飲めるという情報をキャッチ!

深海汁が販売されるのは、1月28・29日、2月11・12日、3月4・5日の計6日間のみで、しかも、各日50食限定。
1月に販売されたときは、なかなか飲めない“レア汁”を求め午前で完売したとか。
この貴重な機会、残すところ、4日間しかありません……。

さてさて、この深海汁には「キンメダイ、キチジ、ニギス、クロシビカマス、トウジン、オオコシオリエビ」など多数の深海生物が使用されているとのこと。
深海生物好きの私は「深海汁!?」と、名前だけで衝撃が。

ということで、さっそくサンシャイン水族館へ行ってきました。

深海汁を求めて
サンシャイン水族館へ!

ゾクゾクします

ゾクゾクします

ゾクゾク深海生物!
いいですね。

毎年、水温が下がるこの時期にしか採集できない深海生物たち。
サンシャイン水族館でも、毎年この時期に深海生物の展示に挑戦します。

メンダコやダイオウグソクムシなど人気深海生物たちが展示されていて、それだけでもうテンションMAXです。

問題の深海汁は、併設された「カナロア カフェ」で販売されています。

出汁となる深海生物たち・・・(イメージ)

出汁となる深海生物たち・・・(イメージ)

飼育員さんたちが、朝一から採集にでて採ってきているという深海生物たち。
この子たちから取れた出汁はいったいどんな味なのか。

いざ!

はみ出すオオコシオリエビ。

はみ出すオオコシオリエビ。

おぉ!
これが、深海汁。

オオコシオリエビがはみ出しちゃってます。

そして、お汁の色は、少し赤みのかかったお味噌汁のような。
予想に反して、普通です。

見た目はすごく美味しそうですが……

では、恐る恐る、いただきます。

底から深海生物の一部と思わしきものがいろいろ出てきました

底から深海生物の一部と思わしきものがいろいろ出てきました

率直な感想。

「美味い」

魚介の味がすっごく濃厚にでていて、普通に美味しいです。

こんなにいろいろ混ぜてしまって大丈夫なのか、と思いましたが、全然大丈夫です。
臭みもなし。

そして、やはり、高圧力下で育った深海生物の身はギュッと引き締まっていて、濃厚な出汁を出してくれてます。

キンメダイとキチジがいい仕事をしています。

そこにクロシビカマスの旨味が加わり、深海生物特有の濃厚な魚介出汁の味が、口のなかでなめらかに広がっていって、まるで深海にいるような気持ちに。
一緒に入っているネギの風味がしっかりマッチしています。

最後に、主張しまくりのオオコシオリエビをいただこうとしましたが、割ったらカラッポ(泣)
身はすべて出汁へ。

深海生物の全力を味わわせていただきました。

ただ、濃厚すぎて……
1杯でごちそうさまです。

ある意味ゾクゾク?!
深海生物デザートも

こちらのカフェでは、深海汁のほかにも、深海生物たちをモチーフにした可愛い(?)スイーツが盛りだくさん。

リュウグウノツカイケーキ(600円)

リュウグウノツカイケーキ(600円)

グソクムシケーキ(600円)

グソクムシケーキ(600円)

バレンタイングソクムシケーキ(600円)。(愛の告白にどうぞ)

バレンタイングソクムシケーキ(600円)。(愛の告白に使ってみては⁉︎)

これは……
深海生物好きにはたまりません。

深海生物は入ってないので、ご安心をください。

さらに、グッツコーナーにも深海生物コーナーも。

なかなかマニアックなものばかり

なかなかマニアックなものばかり

「ゾクゾク深海生物」〜3月5日までのサンシャイン水族館期間限定イベント。

もう一度言いますが、深海汁が飲めるのは、2月11•12日、3月4•5日のみ。
各日50食限定なので、食べたい人は午前中に行くことをオススメします。

深海生物好きもそうじゃない人も、怖いもの見たさで飲んでみては?
もしかしたらハマってしまうかも。

(撮影・情報提供/サンシャイン水族館、構成・文/マンタ林典子)

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