独りの世界を楽しむ @西表島
2本目は「網取ドロップ」へエントリー!
次のテーマは渋く「アカメハゼ」にロックオン。
小さくてちょこまか動く奴をきれいに撮りたいと思っていたのでいい機会。
地形や巨大なウミウチワが見事だったが、気分はアカメハゼ。
万年寝不足で目が充血しているアカメハゼ。
そして、いましたとも、アカメハゼ。
粘りに粘ってなんとかそれらしく……
ここで、わかっちゃいるけど「もしや?」という衝動。
「もし」なんてことはないんじゃけど「もしや?」。
ということで、赤目軽減モードでパチリ。
お! 赤目がおさえられたではないか!
って、よく考えればただの青かぶりじゃな。
ふむ。前に実験してダメだったではないか
■前の実験→こちら
じゃが、水中で赤目軽減モードを使うと、
外付けのフラッシュは絶対にきかずに(2回光るうちの最初の光に反応してしまう)
青かぶりしてしまうので、ある意味、赤目軽減?
そんなこと水中で考えているうちに、
じっと動かないわしにしびれを切らしたアシストの子に呼ばれてエグジット。
アカメハゼ。愛い奴じゃ。
昼食をはさんで3本目はもっとマクロな「スターフルーツ」。
フルーツ食べてスターフルーツへ
テーマは「トウアカクマノミをペアで撮る(重なるように)」に。
3本目の前、「透明度がいいスポット」と「透明度が悪い砂泥スポット」
のどちらがいいか聞かれ、後者を選んだのもトウアカクマノミと出会うため。
ということで、他の生物はそこそこにトウアカクマノミモード。
動きがかわいいチョウコウコショウダイの幼魚、何だかいっぱいいるクマノミ
途中、後ろから視線を感じるので振り向くと、変な奴。
近づこうとしたらすぐに引っ込む。不気味な奴じゃった……
そして、ついに……おった!
しかし、気性の荒いトウアカクマノミの中でも特に喧嘩腰のコイツは、
あっちから追い払いにずっとアタックしてくるので撮影できず。
おうおうおうおう。やっちゃうよ?
仕方ないので違うトウアカを狙うもペアの交差はなかなか難しい。
惜しい!
で、粘りに粘って何とか交差トウアカ。
ふ〜、時間ギリギリ。テーマをクリアした達成感。
オガンでイソマグロがんがんのイメージで来た西表島じゃが、
アカメハゼやトウアカクマノミとニラメッコな1日。
海況なんてものはわしらでもどうにもできないし、これはこれで楽しいダイビング。
でも、ちょっと独りの世界に入り過ぎたかも(笑)。